山梨にちなんで、
山梨ふるさと文庫、
著:加藤雅彦
鳴弦物語-加賀美遠光の生涯-という本を読んだ。
この話、甲斐源氏と呼ばれる清和天皇の血族である
人格者として山梨では知る人ぞ知る(らしい)加賀美遠光の生涯が
綴られている。
これまで私の人生の気づきの本は
宮城谷昌光さんの著書“楽毅”だったのですが
この鳴弦物語は気づきの書物に追加です。
他人と比較したり
羨んだり、ねたんだり、貶めたり。
そういう人と出会うと負けじと蹴落としてやる!!と
考えがちな私自身の狭量を反省し
心豊かに生きる上で
大切な自分の中の正義を貫くために
自分を信じる根拠とするためにも
日々の鍛錬、積み重ねが大切なのだと
実感できる本でした。