http://goo.gl/maps/l3yD9
●デモ行進の詳細・内容などはこちらまで
http://ameblo.jp/vivihappieta/entry-11567893492.html
●facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/146223022248302/
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【全国・神戸市の殺処分の数について、まとめてみました】私たちが毎月デモ行進をしている神戸市の動物行政の状況ってどうなの?
を知るために、全国の状況と神戸市の状況をまとめてみました。
環境省環境省統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html
◆犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況 (2011年、平成23年度)
全国の状況
注) 幼齢の個体は主に離乳していない個体を示す。
引取り数の所有者不明の成熟個体には、狂犬病予防法に基づく抑留が含まれる。
引取り数の所有者不明には、一部、県・市条例に基づく収容を含む。
殺処分数には、幼齢個体などの保管中の病気等による自然死も含まれる。
成熟個体と幼齢の個体を区別していない自治体にあっては、成熟個体に計上している。
返還率7.4%、譲渡率13.6%とわずか、殺処分率も79%と高い。
こんなに社会問題としての認識が高まっているのに、まだまだ状況は悪いままです。
飼い主からの引取りが、犬猫合わせて52,315頭もあります。
所有者の不明な動物が多いのも、不妊・去勢手術が徹底していないことや、
迷子札などの迷子になった時のための対策が不十分であることが大きな原因となっているのでしょう。
2013年9月1日より施行の改正動物愛護法により、自治体による引取りの拒否がしやすくなりますが、
飼い主一人一人の意識をもっと高めていかなければなりません。
全国の殺処分数から、自治体別評価ランキングをしている記事をご紹介します。
犬・猫殺処分数 [ 2011年第一位(ワースト) 高知県 ]
http://todo-ran.com/t/kiji/15561
上記記事より以下抜粋
人口1万人あたり殺処分数が最も多いのは高知県で64.67匹。
2位以下は香川県、長崎県、沖縄県、徳島県と続いている。
一方、殺処分数が最も少ないのは東京都で人口1万人あたり1.95匹。
神奈川県、埼玉県など都市部で殺処分が少ない。
抜粋以上
さらに詳しい調査はこちらをご参照ください。
ALIVE 全国動物行政アンケート調査報告 平成23年度(2011年度)
http://www.alive-net.net/companion-animal/hikitori/gyousei_enquete/H23-gyousei-anke.htm
地域別で大まかに言うと、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、新潟県、北海道
熊本市、西宮市などが、殺処分率や数が少なくなっているようです。
ご存知の方も多いと思いますが、
東京都千代田区が「猫の殺処分ゼロ」を2010年3月末から継続中で、
全国から注目を集めています。
東京都千代田区は、13年前から、行政とボランティアの方々、
動物病院の協力によって「地域猫活動」を行ってきた結果だということです。
地域猫活動とは、飼い主のいない猫に不妊・去勢手術を行い、
元の場所に戻して一代限りの命を見守っていこうという取り組みです。
詳しくは日刊SPA!2012.09.15の記事を。
東京都千代田区「猫殺処分ゼロ」継続中のヒミツ http://nikkan-spa.jp/291369
「地域猫・TNR活動についてまとめ」 http://t.co/Pvhakhrc
殺処分ゼロを掲げ、様々な取り組みの上、
殺処分率の削減、返還数・譲渡数の向上という実績を上げた、
熊本市の取り組みは、全国のモデルケースとなっています。
http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-897.html
返還率30%、譲渡率53%、殺処分率12.5%と、全国平均から見ると
どれだけ熊本市の取り組みがしっかりとしているかがわかります。
ただ、熊本市でも殺処分がなくなっていないのは、無念です。
また、神奈川県横浜市は、2011年5月より横浜市動物愛護センターを設立し、
保護した動物は可能な限り譲渡する、傷病動物には治療を行う、
センターには殺処分機がなく、殺処分は鎮静・麻酔薬により行うとの
取り組みをされ、こちらも全国から関心を寄せられています。
http://www.dogactually.net/blog/2011/08/post-116.html
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【神戸市動物管理センターのこと】
神戸市動物管理センター(保健所)ってどんなところ?
神戸市 保健福祉局 生活衛生課 動物管理センター
HP http://www.city.kobe.lg.jp/life/health/hygiene/animal/amc.html
〒651-1102 神戸市北区山田町下谷上字中一里山14-1
電話:078-741-8111 Fax:078-741-8035
メールでの問い合わせはHP下方よりできます。
市政やくらし、イベント情報などのお問い合わせは、
神戸市総合コールセンターまで。
http://www.kobe-call3330.jp/
電話:078-333-3330 Fax:078-333-3314
メール送付先は上記リンク先にあります。
◆神戸市動物管理センターが行っていること
野犬・放浪犬の収容保護、返還
犬・猫が飼えなくなった場合の相談
負傷した犬・猫の保護
迷い犬・猫の問い合わせ受付
(HPにはっきりと記載はありませんが、引き取り手のいない犬猫の殺処分)
動物愛護スクール
ワンニャン譲渡会
犬猫飼育者募集掲示板
ペットについての相談
飼い犬のしつけ方教室
動物慰霊碑・市民動物慰霊祭
譲渡候補犬ねこの日常の世話については
ボランティアに協力をしてもらっているそうです。
神戸市動物管理センター譲渡事業支援ボランティアグループ
「(公社)日本動物福祉協会 CCクロ」、通称「CCクロ」 http://cckuro.com/
*現在里親募集中の動物たちの情報はこちらから!!
譲渡会のご案内
http://www.city.kobe.lg.jp/life/health/hygiene/animal/jotokai.html
こちらをしっかりとお読みの上、
家族として一生大切にしてくれる方は、どうぞご応募をよろしくお願い致しますm(_ _)m
【神戸市の引取り数・殺処分数などの状況】
返還率2%、譲渡率3.7%、殺処分率95.2%と、
全国平均から見ても、とても低いレベルだということがわかります。
驚いたのは、猫の返還数も譲渡数もゼロということ。
これは、神戸市は2012年(平成24年)8月1日より
猫の譲渡を開始したため、猫の譲渡数はゼロになっているということと思いますが、
それにしてもびっくりです。
なぜ、専門のボランティア団体が行政と組んで譲渡活動をしていながら、
今まで猫の譲渡が行われてこなかったのでしょうか。
なぜ他の自治体と比較しても、殺処分が多いのでしょうか。
神戸市動物管理センターのHPを見ると、現在は猫の譲渡活動は行っているようです。
しかし、熊本市や横浜市のように、
基本的に引取りはしない、保護した動物はできる限り譲渡する努力を行うなど、
まだまだ改善するべき点はあるのではないでしょうか。
【西宮市の状況】
(同じ兵庫県下で殺処分率・数が低い都市のため、取り上げました。)
神戸市と比較し、引取り数と殺処分数が圧倒的に低い
殺処分率も低い、返還率は伸びないが、譲渡率は20.6%と
同じ兵庫県下なのに、西宮市の意識や取り組みのレベルが高いということが
よくわかります。
西宮市動物管理センター前責任者 廣瀬一雄氏は、着任してから6年で、
殺処分数を3分の1に削減させたそうです。
警察と動物愛護推進員や地域ボランティアさんとの連携などから、
管理センターに入ってくる犬猫が減り、その結果、殺処分も減った、
ということでした。
また、兵庫県宝塚市では、日頃から野良猫に対する苦情が多く寄せられ、
その問題解決のために地域猫活動を始めようとしているようです。
http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/index.asp?PTN=ofc&OOM=2&ofcd=01040106000000&Regid=3309
神戸市動物管理センターへの働きかけを行っている方によると、
「神戸市は神戸市のスタンスで」と、一向に改善されてこなかったようですが、
今年5月に「高齢や障害、病気により殺処分対象の犬猫は
引取り希望者が現れても譲渡を行わない」というセンターの方針が
問題となり、全国から抗議が殺到し、
そのせいか、現在は譲渡の機会を増やし、柔軟な対応をするよう
方針の切り替えをしようとしている、とのこと。
●神戸市保健所へ犬猫の生存機会を増やすよう求める署名
http://t.co/HwSvVnquXD
保健所で高齢や障害で殺処分対象の犬猫でも
引き取り希望者があれば生きるチャンスを。
しかしながら、
神戸市全体で殺処分や里親などについての認識と意識が低いのか、
現在は里親希望者がなかなか現れないのが一番の問題とのこと。
今後の課題は、神戸市の人々に下記を普及させることだと考え、
そのために、神戸市三宮のデモで訴えることにしました。
●神戸市動物管理センターで犬猫の殺処分が行われていること
●殺処分される動物の里親になることで殺処分をなくせるので、
ペットショップでは買わず、里親になること
●不幸な命を生み出さないための、不妊・去勢手術の徹底
●迷子防止のための啓発活動
●動物を飼うなら、その動物が一生を終えるまで大切に育てること殺処分はかわいそうという意識だけではなく、殺処分をなくすための行動も起こしてもらえるよう、
神戸市の人々に訴えるデモのご参加と宣伝活動に、
どうぞご協力をよろしくお願いいたします!!
●神戸市動物管理センターから殺処分をゼロにしよう!●