さてこのレストランは外国からのお客様が多いことも特徴です。

 

マダムが英語で接客できるということで、宿泊ホテルからのおすすめか、いろいろな方からの紹介か分かりませんが。

 

同じフロアーの中で外国からのお客様に出会うと得した気分になります。

 

私の見方なのでしょうが、お食事しながら話がはずんでいる風景をよく見ます。

 

異国の地にきておいしいものに出会い、心がほっとする時間なんだろうなあと思ったりします。

 

そんなある日のことでした。

 

いつものように1人で食べているときでした。

 

その日は満席でした。

 

マダムがやってこられて「ご合席してもらっていいですか?」と。

 

このお店では珍しいことだなと思いつつ、とても大事なお客さんだから断れないだろうなと思い、お引き受け。

 

すると目の前に現れた紳士は私が見上げてしまうほどの高身長のアメリカからのお客様でした。

 

日本に仕事に来られる度、このレストランでお食事を楽しまれているとのこと。

 

断らなくてよかったと思ったことでした。

 

wellcomeを伝えるために、中1英語実力の発揮どころです。

 

1時間ほどだったでしょうか、中1英語とネイティブ英語の会話は続きました。

 

できるものです、達成感と満足感しかありません。

 

コミュニケーションスキルは言葉だけではないのだと実感したことでした。

 

1時間後は、私は彼が日本に来た時の友だちにランクアップした気分です。

 

粋な計らいをしてくださったマダムに感謝です。