時々実感するのですが、HSCにとっては特に、普通の大人の存在ってすごく大切なんですよね。

 

指導的な立場ではなく、自然体の普通の大人です。

 

これ、美味しいよね、とか、

あれってすごくない?とか、

 

今日こんなことあったんだけどさあ、とか

 

なんて事のない話をして普通にしている大人のことです。

 

苦しくなってしまった子どもたちの周りにはこういう大人が身近に感じられていないことが多いなと、思うことがあるんです。

 

特に行き詰まった状況の時は、学校でも家でも、もう普通の感じじゃないわけなんです。

 

どうしたいの?

何が嫌なの?

 

とか、このままでどれだけまずいか、のお話や、あの手この手の打開策の色んな提案。

 

これだとね、難しいことが余計に難しくなってしまうんです。

 

責任感や緊張感の強い子どもたちには、普段からリラックスさせてくれる、普通の大人が心の風通しを良くしてくれるんです。

 

そういう点では今の時代って親も仕事で忙しかったりしますし、便利なものが色々あるから核家族でもそこで完結する生活が可能なので、子どもたちはあんまり色んな種類の大人と接する機会がないんですよね。

 

だから私は、私の教室に通う子どもたちには滅多に指導的な雰囲気出さないんです。

まあ、そもそも指導者という立場でもないですが。

 

独り言のように、金魚が元気だとか、あの店は美味しそうだ、とかのんきな話をしてるわけなんです。

 

大人ってね、色んな人がいて、怒鳴る人ばかりじゃないし、高圧的な人ばかりじゃないし、あなたを見張ってジャッジする人ばかりじゃない。

 

自然に生きてる、害のない人が大半なんだよ。

助けてくれる人もいるし、親切な人もいるし。

 

というのがなんとな~く、イメージできてきたらいいなという気持ちでいるんです。

 

信頼関係の始まりは、この人は無害、と感じてもらうことだと思ってるので、急激に踏み込んだりしません。正確には急激には踏み込めません。私の性質として。

 

しり切れとんぼですが、そういうわけで、今日はこの辺で。

台風に備えて、寝ましょう。

 

おやすみなさい(´∀`)

 

 

 

 

 

 

 

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学校の先生の理不尽な指導の仕方や怒鳴り声がつらく、登校するのが苦しくなっている小学生のご相談をお受けしました。

 

お母さんに連れられ、スクールカウンセラーのところへ行くと、

「どこでも嫌なことはある。そういう時にいつでも休めば済むというわけではない。」

と言われたのだそうです。

 

そうですね。休めば済むってことじゃないでしょうね!

でも私は、そんなことを少なくともスクールカウンセラーという役割を持つ人が言うとは、驚きでした。

 

その子どもを見れば、話を聴けば、すぐにわかるはずです。その子がわがままでラクしようとしていてイヤなことから逃げ出そうとしているのかどうか。

 

そのスクールカウンセラーの発想は、イヤなつらい経験をたくさんした方が打たれ強くなるっていう幻想です。根性論?っていうのでしょうか。

 

これって、

 

心がつらさにさらされすぎて麻痺していっている。苦しみの後にそこそこの結果が出た場合、そのつらさのおかげ、という風に原因と結果として繋げてしまう。

 

という状況でしょうか。

 

これ、心が壊れてきてますよね。壊れ切らないで済んだだけです。こうしてまた幻想が伝播します。その人が先輩や大人になった時、人にもそうやって強いる気持ちが出てきます。つらい思いをせずに結果を出すなんてズルイ!と心のどこかで思ったりします。

 

理不尽なつらさと良い結果を無理にでも結びつけてしまう心ができてしまいます。それを崩すのは怖いことなのです。自分の過去を否定するのは誰だって怖いものです。

 

 

また、こういうこともあるでしょう。

 

根底には絶対の信頼関係がある環境で、厳しさの中にもそれ以上の安心感と達成感を味わっている。

 

この場合は、努力はしているけれどイヤな経験をしているわけではありません。切磋琢磨という感じ。

 

細かく言えばもっと色々な状況があるわけですが、

こういうのを見分けられないのであれば、子どもの心身を支えることは難しいでしょう。

 

理不尽な経験は、特に責任感や正義感が強く高いモラルを持っている子どもたちに絶望感を与えます。絶望感で打たれ強くなることはあり得ません。

 

素晴らしい能力を持つ手本よりも、正しいことを当たり前に正しいと言う大人たちが身近にいることが非常に重要なのです。

そういう中においては、子どもたちは自分自身で育っていきます。努力も欠かしません。

 

 

 

最低限の環境を用意する努力もせずに心のプロとは思えない発言をする人がいることには本当に言葉を失ってしまいます。

 

 

 

 

 

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今日も暑かったですね。

体調は大丈夫ですか?

 

今日は大粒の涙を抱えたまま生きているあなたにお話しします。

 

何年も前のことだとしても、忘れることなどできない。

心優しいあなたが大切な誰かを深く傷つけたこと。

 

決して楽ではなかった。

でも頑張れば、そして、自分が我慢すればなんとでもできると思ったあなた。

 

どれくらいだろう。

よく頑張って、想像以上の無理もした。

 

もっと頑張りたかった。

でも、それ以上は頑張れなかった。

 

身動きがとれなくなった。

頭がぐらぐらした。

 

自分が自分でなくなっていった。

自分を過信していた。

 

ずっと支える覚悟をしていたはずなのに。

 

結局相手を深く傷つけた。

自分も傷ついた。

 

なすすべをなくした。

 

一番したくなかったこと。

一番してはいけないと思っていたこと。

 

泣いても泣いても

泣いても泣いても

 

何にもならなかった。

どちらにも動けなかった。

 

離れるしかなかった。

 

ごめんなさいとも、ありがとうとも、

そんなこととても言えない。

 

何年たっても、その気持ちを抱えているあなた。

 

大粒の涙を今も抱えている。

 

涙は、なくならない代わりに、

あなたを優しく包みます。

 

大粒の涙と共に生きていく。

 

それは悲しみ?

それは後悔?

それは優しさ?

それは愛情?

それは微笑み?

 

幼い頃、小春日和に感じた穏やかで心地よい風の香り。

あなたがあなたらしかったあの日の記憶が大粒の涙に誘われる。

 

あなたはこれからも、

周りの人の幸せをそっと願う。

 

あなたはあなたであり続け、

そのことに特別な意味がある。

 

そんな気がしませんか?

 

 

 

 

 

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