時々実感するのですが、HSCにとっては特に、普通の大人の存在ってすごく大切なんですよね。
指導的な立場ではなく、自然体の普通の大人です。
これ、美味しいよね、とか、
あれってすごくない?とか、
今日こんなことあったんだけどさあ、とか
なんて事のない話をして普通にしている大人のことです。
苦しくなってしまった子どもたちの周りにはこういう大人が身近に感じられていないことが多いなと、思うことがあるんです。
特に行き詰まった状況の時は、学校でも家でも、もう普通の感じじゃないわけなんです。
どうしたいの?
何が嫌なの?
とか、このままでどれだけまずいか、のお話や、あの手この手の打開策の色んな提案。
これだとね、難しいことが余計に難しくなってしまうんです。
責任感や緊張感の強い子どもたちには、普段からリラックスさせてくれる、普通の大人が心の風通しを良くしてくれるんです。
そういう点では今の時代って親も仕事で忙しかったりしますし、便利なものが色々あるから核家族でもそこで完結する生活が可能なので、子どもたちはあんまり色んな種類の大人と接する機会がないんですよね。
だから私は、私の教室に通う子どもたちには滅多に指導的な雰囲気出さないんです。
まあ、そもそも指導者という立場でもないですが。
独り言のように、金魚が元気だとか、あの店は美味しそうだ、とかのんきな話をしてるわけなんです。
大人ってね、色んな人がいて、怒鳴る人ばかりじゃないし、高圧的な人ばかりじゃないし、あなたを見張ってジャッジする人ばかりじゃない。
自然に生きてる、害のない人が大半なんだよ。
助けてくれる人もいるし、親切な人もいるし。
というのがなんとな~く、イメージできてきたらいいなという気持ちでいるんです。
信頼関係の始まりは、この人は無害、と感じてもらうことだと思ってるので、急激に踏み込んだりしません。正確には急激には踏み込めません。私の性質として。
しり切れとんぼですが、そういうわけで、今日はこの辺で。
台風に備えて、寝ましょう。
おやすみなさい(´∀`)
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