ぼけますからよろしくお願いします
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観たのはもう随分前になる
それも2回も鑑賞
しかし なかなかアップできなかった
自分の両親と重なるので シーン、シーンで涙が滲んだ
お母さんが大晦日から新年に変わった瞬間につぶやく言葉が表題となった
舞台が呉なので 年明けの瞬間に船が汽笛を鳴らす
お母さんが万歳しながら挨拶する
泣ける
私は佐世保で育ったので 年が変わる瞬間に自衛隊の船が汽笛を鳴らすのを知っているからか なおさらだった
95歳のお父さんが右往左往しないで 現実を受け止めておられるのも凄いことだと思う
それを記録として残す作業
何もかもを見せる娘
お父さんが淹れてくれたコーヒーをすするお母さん
リンゴを剥くお父さん
自然とお父さんの役目になっているのが 素晴らしい
淡々と流れていく時間
認知症って何なんだろう
改めて思ってしまった
我が家に足りないものは何なのだろう