10章 ~人生のタスク〜

 

①私のライフワーク

 

DAVIDは、

20代~30代の頃、

 

日本での
会社員時代に

 

春に突然、

花粉症の

アレルギー症状が

出るようになった。

20

食養生や

ライフスタイルの

改善で、

 

体調不良や

不治の病が

治る事を、

 

私は
穂高養生園

学んだ。

 

だから、

DAVIDの

 

体質改善の為、

 

チーズ等の

乳製品を控え、

 

グルテンフリーの

食事作りを
心掛けた。

彼が、

飽きない様に

あれこれ

工夫して、


私は、

毎日の食事を

作り続けた。

 

彼が大好きな

パンやピザは、

 

どうしても

アレルギーに

良くないと

分かっていても、

 

DAVIDは
諦められない様子。

 

だから、

彼のストレスが

溜まらない程度に

 

たまにピザを

食べているが、

年々、

彼の春の

 

花粉症の

アレルギー症状が
 

どんどん

軽くなってきた。

 

DAVIDは

もともと

健康志向が

高い人なので、

 

私の作る

オーガニックの

玄米菜食を、
 

毎日喜んで

お皿を

舐めるように

 

綺麗に

平らげてくれる。

毎日のDAVIDへの

料理作りは、

 

全てが

私の学びだと

思っている。

 

シアトルでは、

オーガニック食材が

 

日本より

格安で、

種類も豊富に

売られている。

 

日本食に
欠かせない、

 

味噌・醤油・

納豆も

 

スーパーで

簡単に
入手できる。

毎日の

料理作りは、

 

自分の
レパートリーを

出来るだけ

増やし、

 

アレンジを

工夫し、

 

本当に

やり甲斐がある、

クリエィティブな

時間だ。

 

シアトルには、

あちこちに

オーガニック

カフェや


ベジタリアン

レストランがあり、

 

健康に対する
意識が
高い街だと

私は感じる。

一方で、

アメリカらしい

 

肥満体形の方も、

老若男女、

 

あちこちで

多く見かける。

 

朝から
ハンバーガー等の

 

ファーストフードを

食べたり、

 

炭酸飲料や
スナック菓子を

 

日常的に

食べたりする人が、

本当に多い。

「身体に良くない」

「栄養価の低い」

「病の原因となる」


そんな
食べ物を

 

疑いもせず、

習慣でか、

ただ知らずに、

 

大切な肉体に

無意識に

放り込む

光景は、

 

私の胸を

何故か無性に

酷く痛める。

「ただ

知らないだけ

なのだ…。」と

思うが、

 

先祖や親から

受け継いだ、

一人一人の

大事な命…。

 

それに与える

栄養は、

 

もっと

個人個人が

 

意識的に

なる事を

 

私は

推奨したい。

シアトルで

暮らす人や

 

世界の人達に、

養生食や、

 

健康を

維持する

 

私の

日本料理の

美味しさを、

 

私がこれから

紹介したい。

自分が学んだ

デトックスの

経験や

 

ヨーガの

叡智を、

 

これから

多くの方達に

届けたいと

 

強く強く

思う様になった。