小笠原宇紀
B’s-LOG LOVEYコミックス
★
失業中のピアニスト
×
理由ありのステージマネージャー
クラッシック業界もの
洋物
過去のリサイタルでの
大失態から
ステージから遠ざかり
アルバイトピアノ弾きで
生計を立てるケンゾウ(攻)は、
新しい雇い主のロレンツォ(受)
の城で彼只一人のために
毎夜ピアノを弾く仕事事となった。
道楽のため、何のために
彼は自分を指名し
贅沢な仕事を与えるのか?
ある夜いつものように
ピアノを弾くケンゾウに
ロレンツォは
『こんな演奏じゃないはずだ。
楽譜をよく見ろ。』
と演奏に文句をつける。
ケンゾウはついカッとなって
『今度うるさくして見ろ。
犯してやるからな』
と嘯いたセリフに
ロレンツォは
『言う事を聞く気になるんなら
相手になってもいいぞ?』
と、さもなんでもない事のように
返事を返してきて…
同人誌クオリティ。
山藍先生の作画で
知った小笠原先生の
初期の作品と言うことで
拝読。
しかし、あまり萌えず。
設定自体は凄く良い。
外国のお城
優美なクラッシックの世界。
(裏表紙の煽り宣伝筋なんて
かなりワクワクドキドキですが、)
ナノに何故か
主人公二人の恋模様も
音楽でのサクセスストーリーも
全てが浅く薄くて
ドラマチックに
なりきれていないような。
ロレンツォの献身も
只シモが緩いだけなのか⁈
ロレンツォ→ケンゾウの愛
が感じられにくいんだよな。
常にドラッグで夢うつつの
ようなつかみどころのない
キャラクター。
苦手な受です。
(まだこれだったら風と木の詩の
ジルベールの方が人間らしいよ)
小笠原先生の作画自体も
感情の表れにくい淡白な感じなので
特にそう感じたのでしょうかね?
サラッと流し読み出来る作品でしょうか。
個人的にはあまり…