新田祐克
スーパービーボーイコミックス
⭐️⭐️⭐️
組長の息子×若頭の息子
ヤクザモノ
エリート受
モブ未遂有
組の抗争をさせるために
組長の息子透(受)は、
無人島でしばらくなりをひそめるように
オヤジに命令される。
又、その話には続きがあって
『若頭の息子、六美(攻)を
護衛に連れて行け』
との条件が。
六美はヤクザになる事を毛嫌いして
カタギの暮らしを送っていると言う。
そんな奴とどうして俺が‼︎
退屈な島の暮らしで、
《自慰》代わりにと
始めたゲームのようなエッチな関係が
だんだんエスカレートしていって
このままじゃ本気のseXと
変わらない関係になりそう…
完結まで3巻一気読みして
良かった‼︎
1巻のあらすじだけ読むと
甘甘おバカののほほん無人島LOVE
なのかい(*`へ´*)
って思ってたけど
回を重なるごとに
ヤクザモノらしいピリピリした空気感と
二人の成長(覚悟)がピシーッと決まってきてかっくいー。
特に透がかっこよくなっていきます。
(エロ美しいのに男前が新田先生受主の
真骨頂)
冒頭はボンクラ跡取りなのかな⁉︎
なんてゆる~い受を思わせる記述でしたが、
組の一大事を考えて
自らに芽生える
本気が眩しいくらい凛々しい。
(そう、透はかっこいーというより凛々しいだ)
六美は、透に恋に落ちるのが
一目惚れ⁈だったので
あまりに簡単で
(なーんだ。安い男だったの)
って最初は思いましたが
上記の透の変化と内情を
汲み取ったからこその
一目惚れだったのかと
熟考すれば納得です。
後半出てくる
透の跡目騒動での
当て馬(ライバル)も
新田作品らしく
無駄に色男で髪が長い( 笑)
スリリングな展開と
そこに適度に盛り込まれる
美しくリアルなエロシーン。
クー、絶対外さない作家さんですね。