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新田祐克
元気プロジェクト

子爵家次男×公爵家嗣子

明治浪漫

洋行帰りの真弘(まひろ  受)は、
その知識をかわれ、
西洋文化の知識を教える指南役をしていた。
そのサロンには、不似合いな堅物な
九鬼遠文(ふかや 攻)も通っており、
いつも窓際でジッと真弘を見つめていた。
『 自分に好意のある人物を
    籠絡するのは、
     赤子の首を捻るより容易い』

ドラマCD初ですが、
完全オリジナルストーリーという事で
大好きな新田先生の作品、
又、小コミック付きという事で、
試してみました。

 結果、
ドラマCDは
内容が薄いデスね。
ちょうどドラマCDの内容を要約したのが
付属のコミックの分量そのままなので、
コミックでいうと、150ページ分ぐらい
あっと言う間に終わった感じでした。
だけど、ストーリー世界としては
青年期から実質10年近くの時間の話なので、余りに端折り過ぎて
残念な内容でした。

新田先生もおっしゃっているように
敵役の遠文の兄、修季(なおき 攻)の
暗い心情を描写する箇所も無く、
世間に寄って切り離されたあとの主人公二人の再再会の経緯も一切説明がない状態で
老齢期の回想に向かうので、
なんよこっちゃっ、感じでした。

中の人は
岸尾だいすけさん
杉田智和さん
小西克幸さん

などわかる人なら分かる
豪華な配役のようです。

新田先生ファンからすると、
新田作品に見られる
心理戦
恋の駆け引きなどが
弱くなってしまっていたので
がっかりしました。

又、付属のコミックはこちらが勝手に
アナザーストーリー、だと
思ってしまっていたのです
CDと同じ内容だったのもがっかりしちゃった原因かも

声優さんファン
ドラマCD慣れしている方には
オススメです