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岡野麻里安
ホワイトハート文庫
高星麻子
⭐⭐⭐


探偵兼、陰陽師×警視庁怪奇事件担当官

刑事物
攻め甘め


逢魔刻捜査シリーズ4  最終巻
明智遼(受)は、警視庁キャリアの美青年。
上司のセクハラを返り討ちにして、窓際職の怪奇対策課に落とされる。
けれど、プライベートでは
ようやく結ばれた恋人の美貌の私立探偵、仰木雪鷹(攻)と甘い新婚生活ごっこを
始めたばかりのウキウキライフ。
 そんな遼に突然海外異動の内示が下る。
 すべては雪鷹と別れさせるための
遼の父である警視総監の嫌がらせだった‼


今後ネタバレ有り  注意







シリーズ終わりました。
大円団過ぎてビックリした🌀🌀🌀
まさか、遼のバディの毛利弓彦さんが
『生き霊』だったなんて。
こんなのありなのかしら?

まあ、今回の事件の軸は
この毛利さんの生き霊になった経緯が絡む
少年誘拐買春組織事件ということで、
毛利さんの悲しく辛い過去エピソード
になっています。

毛利さんは、
幽霊なのに遼君にLOVEで、
雪鷹のライバル気取りの
変人ツンデレ美形幽霊さんだと
思っていたのに、
(何と、これから本気の雪鷹さんのライバルになるのか‼)
と,期待してたら、
同じ課の課長と何だからまとまりそうな
エンディング。
良かったような、残念なような。
まあ、遼君には甘々の雪鷹さんが
いるから隙は一ミリもないんですけどね。
 それにしても、
雪鷹さんの甘々は
BLの王道というより往年の少女漫画
のよう。
普段BLもノーマル両刀作家さんだからかな、乙女な願いが込められてる感じがします。
特にラストのXmasデートで、
教会で雪鷹さんと遼君が
白いベールを拾って指輪の交換、
結婚の誓いごっこのシーンは
乙女漫画っぽいから
赤面ものです

とにかく2人のシーンはキュンキュン出来る作品です。