尚月地
ウィングスコミックス
⭐⭐⭐⭐
BLじゃないよ.BL風味だよ
ノーパンゆる~カワイコちゃん(死語)
真面目実直世話好き巡査
闇の組織のエロアバズレ殺し屋
などなど
時はなんちゃって昭和初期。
とある場所で変わった芸術傘を作る
傘職人の詩郎君は、
何やら訳あり君。
秘密の過去を持っており、
何処から逃げ隠れしているよう。
そのあまりに生活能力0な姿に
庇護欲を刺激されて、
街の巡査、光路郎君は、
何かと面倒をみてしまいます。
そんな2人に複雑怪奇な事件が
待ち受けて…
江戸川乱歩の世界観お好きな方
オススメです。
謎の組織、
人の心の闇、
美しい人、
そんな世界観てんこ盛りです。
今回からでも、充分この世界に仲間入りできますが、
かなりおすすめなので、
1~3巻もぜひ手にとってみてくださいね。
さて、
詩郎君が昔過ごしていた組織の世界や、
彼の兄貴分だった安里、闇組織の凄腕殺し屋などのお話が今回詳しく描かれています。
詩郎君を何やら執拗に捉えようとしている
男前な闇組織の重鎮や、
組織の内情が見えてきて、
これから作品の世界が動き出していきそうです。
詩郎君と今は敵対する安里の
本当の目的も次巻から見えてくるんじゃないでしょうか?
また、詩郎君を大切に思い、
守ろうとする光路郎君達の
活躍もまさにこれからが本番でしょうかね。
お話は今回2部構成で
上記の大筋ともう一つは、
詩郎君が街で出会う怪奇事件噺も
載ってます。
これもホロリとして泣ける作品になっていて、
相変わらず奥深い尚ワールドです。
今回は、
ギャグ少なめ
シリアス
安里大活躍編といった所でしょうかね。