西野花 花丸文庫 ★
都会の青年実業家 × 訳有り山奥の村の神社の宮司
鬼畜物
本命意外とのH 複数攻有り
「神の愛する巫女を手に入れた者は
必ず成功する」
そんな奇怪な伝承のある村に、
一人の美貌の宮司がいた。
三神初雪(受)・信仰心厚く、
ただ村人の幸せのみを願う無欲な青年。
しかし、彼自身は欲にめの眩んだ村の上役たちに、
幸分けの儀式として嗜虐の限りを尽くされていた。
ある夜、初雪は「その身で客を接待しろ」
と、薬を仕込まれたまま、
ある男の寝所に送り届けられる。
男の名は八嶋伊吹(攻)。
父からの多額の遺産と
事業家としての財力を見込まれ、
村人が初雪の身体を使って
八嶋の懐柔を計ったのだが・・・。
八嶋はこんな汚いやり口に激怒し・・・。
この設定、まるっきり「カグツチ閨唄」の設定
そのままじゃないですか!!
村人の成功のために身体を捧げる受。
そんな村で巻き込まれていき、
受に本気で惚れる攻。
まんま同じ設定なのであきれちゃいました。
それもおんなじ西野先生。
「あとがき」でもおっしゃっているように
こういう閉ざされた空間、
淫靡な因習、複数攻が
よっぽど大好物なんですね、
それで、作品的には後になる「カグツチ」では
受のお守り役だった男と村外の男
の両方攻で落ち着いた。
そのエンディングも、
今回の作品での相模さん(受の幼馴染でお守役)を
気の毒に思ったからできたストーリーなのかな?
う~ん それにしても
無駄に初雪が村のおっさん連中に
陵辱されまくりで可哀相すぎる~
それなのに、すべての事件が終わっても
村に残って神社の仕事を続け、
上役の人とも普通に接していこうとする初雪って
強すぎるよね~
こちらとしては、ちょっと現実離れしすぎた設定と、
受が苛められすぎで引きました。
(おんなじ、本命外複数攻でも、山藍先生の作品だと
独特の文章で色っぽく描かれてるだけど、