樹生かなめ 講談社ホワイトハート文庫 奈良千春 ☆
十歳年下のヤクザ組長 × 幼馴染の美貌の内科医
シリーズもの2巻目
年下攻 、受強気、ヤクザもの コメディ
2巻目にしてすこしダレてきた、、、
樹生先生なのでかなりコメディ要素高いとは想像していたが
それにしても、あまりにH要素少ない
(樹生先生の都合というより講談社の限界か?!)
きっと そうだな!
今回は(攻)清和組長の頼れる右腕、リキの過去話。
実はリキはその世界では知らないものはいないという
剣道界のスーパースターだった!
腹違いの兄を無事家元にするため、
お家分裂を避けるため姿を消し、
この極道の世界に入ったのだけれど、
弟を思い必死に捜索する兄・晴信に
ヒロインの氷川(受)が目をつけられ
リキの居所まで突き止められてしまいます。
自分が似たような境遇で
必死に幼馴染の清和をヤクザの世界から探しあてた過去がある
氷川はどうしても邪険にできなかったんですね。
自分と照らし合わせてしまいます。
しかし、過去を捨て、家と流派を守るため
第二の人生を生きることを誓ったリキに
晴信もとうとうその生き方を受けとめ
実家に帰っていきます。
この本軸のストーリーにあわせて
いつもテンヤワンヤの真鍋組では
清和も氷川もそうそう甘い生活を送ってはいられないみたいですね
(読者としては2人のイチャイチャもっとみたいです~)
まあ、2人が甘~いムードになれない原因は
氷川にもあると思う
なんといっても 氷川は十年前のまだ幼い清和の昔語りをしてがっかりで
そのたび、清和さん かなり引いてます(笑)
(ちょっと前まではアイスクリームって言えなくて「アチュ、アチュ」って言ってたよね)
(清和くんが5歳のころ、道に落ちてたバナナの皮を拾って食べようとしたことがあったんだよ)
とか、清和でなくてもしょげちゃうかも、
それに、Hに関しても
氷川さんは「これ駄目、あれ駄目」の駄目だしが多くて、清和くんは
致したいことの半分も願いがかなってないんじゃないかな。
だからって、今回は作中、夢の中の氷川くんにむりやり乗っかって
普段お許しいただけないような恥ずかしいこといっぱいしちゃったなんて
清和くん、なんて純なんだろうね~
まあ、 これからも氷川くんのかかあ天下は長く続きそうですね
かんば!!清和