坂井朱生 ダリアノベルズ 新田祐克 ★
いくものこばまずの男前カメラマン(元彼) × 恋に臆病な美人書店店員
律斗(りっと 受)の恋人はカメラマンで、
魅力的な馨(攻)は
彼いがいにも多くの人と
肉体関係を結んでいた。
日々の不安に揺れていた律斗は、
馨の渡米をきっかけに別れる決意をする。
しかし自信家の馨は
「きっとリツを奪いに来る」
という言葉を残して去って行った。
あれから3年、
律斗の前に戻ってきた馨は、
再び強引なまでに心と身体を開かせていき・・・。
うーん ぬるい。
あらすじ見てたらもっと
超俺様な攻様期待してたのに
意外にナイーブ君だったのね。
そもそもの過去の「来るものこばまず」な
H事情も、過去愛した人から捨てられたトラウマがあって
愛しすぎないように自分の感情のストッパーかけるために
別の人達とも肉体関係結んでたなんて
(まあ、BLのプレイボーイものの理屈にはよくあるパターンではあるが)
ただ、新田先生のイラストがあまりにある固有のキャラを連想させるだけに
そんな弱気な性格がどうしてもしっくりこないんですよね~
リツの愛に臆病な繊細さは同じく新田先生の人気作の主人公のキャラにだぶって
まだ理解できるんですけどね。
案の定、3年後の再会では
馨が勇気を出して、
「リベンジでのプロポーズ」
変ったのはリツのほうで、
3年前のただただ臆病で馨に
嫌われないようにYESちゃんだったのが、
ちゃんとツメも牙も出せる可愛い山猫ちゃんに
育ってましたとさ。
そのほうが、この2人はうまくいくのかもしれないけど、
「当て馬キャラ?」だったリツの従兄弟の桐矢さんのほうが
接待幸せにしてくれる男なんだけどな~
でも、おカラダ関係もある馨さまのテクにメロメロだったんだろうな~
それにしても新田さんのイラストって
あまりに固有の顔すぎるね~
いつも攻主人公 受主人公の顔が
「男が男を愛する時」の岩城さんか貴秋の顔になっちゃってるんだよね、
そこがどうしても気になってお話の世界に集中できないんだすよね~