木原音瀬 ビープリンス文庫 高緒拾 ☆☆

広告企画会社元部下 × 広告企画会社上司

鬼畜監禁もの


大河内(受)の人生は一人の男にバラバラに壊されていった_

才能あふれる部下・青池(攻)の仕事の才能に嫉妬し、

一方的ににないがしろにしてきた大河内。

我慢の限界にきた青池はある日、

大河内に白昼ナイフできりかかる事件を起こし、会社を去っていった。

目障りな存在がいなくなったと、

安堵した大河内の前に

飲んで帰宅したマンションに青池があらわれ、

その夜から首輪をつけ裸でマンションに飼い殺しにされる日々がはじまった_


今年間違いない ワースト受でしょう、大河内は、

(どうじょうの声なし?!)

こういう監禁ものって

今までは 攻の過剰な執着愛の暴走って感じでスタートするんだけど、

まんま、この青池には受への憎悪があふれてます。

することも、Hなことではなく

食事はドックフード

廊下で放置したまま

風呂入れさせない

蹴る、

勝手に仕事を取り上げる

など かなりえげつない内容

(さすがに 私もしょげました)

し・か・し

大河内だってその性格のねじれ方は負けてません~

少しずつ隙を見せて、もともと自分への恋情を抱いていた

青池の心を利用し、

色仕掛けでたぶらかし?!

結果、相思相愛で

青池が甘い日々に浸りきっている

まさにその時、

強烈な「死ね」の置手紙とともに

失踪!

まさに窮鼠猫をかむ?!


そして 何事もなかったかのように

またまた新しい職場でスマートサラリーマンの顔をして

日常の日々に戻っていく

この根性、とーっても可愛らしくないでしょ!

はかなくないでしょ!

新しい形の監禁受主人公ですね!(笑)


でも、そんな大河内にはやっぱりきついお仕置きが

必要でしょ!

やっぱり、青池にみつかって

またまたマンションに閉じ込められ

ベッドに貼り付けにされて

根をあげるまで犯されまくられ、

最後は

「俺は死んでもあんたを犯す」

って言って繋がったまま、

自らの頸をナイフで切って果てる_

(大河内の身体の自由が効かない状態でじわじわ餓死させる魂胆)

ひえー これはもはやホラーだ~ BLというより

サイコホラーだ~!!!


でも ご安心くださいね~ 

2人は死んでませんから

こんなところは ライトノベルですから、


なんだかんだ

警察の尋問すぎて

青池も病院退院したら

元サヤ。

な~んだ、結局この2人 性格悪いもの同士相性いいんだ~

心配して損した、、、、

お互い、油断ならないものどうし、

刺激があってエロエロな生活をこれからも続けていくんでしょうね

でも、お願いだから血はもう出さないでね


はあ~ これ読んだら、今度はコメディでお口直ししたくなりました、