西野 花 Lili文庫 みずかめ りょう ☆☆☆☆
艦隊司令官（恩人で後見人）
部下（兵学校の後輩）
×
軍参謀部少佐
歴史ミリタリー3P
大戦が終結し、ミカサ海軍少佐の志月（受）は
死を賭した恋人・藤倉（攻１）との再会を待ちわびていた。
だが帰還した彼が伴う人物を見て愕然とする。
それは以前、
自分が拒絶した後輩・鷹矢（攻２）だった。
さらに藤倉に
「鷹矢と２人でお前を抱く」
と宣言され！？
昔、廓に捨てられていた志月を身請けして救い出してくれた
藤倉とラブラブな恋人通しだったのに、
のっけからいきなり、昔自分が振った男をつれてきて
「3P希望」といわれるお話！
なのに、藤倉は別に変態的恋愛嗜好の人ではなくて
寧ろ、志月のことを愛おしく、大事に大事に感じているのがしっかり
文章に現れていて、
これはもしかして・・・・
藤倉さん死フラブたっているのか・・・
自分が不治の病で後に残す志月を託すために
実は潜在意識の中で惹かれあっている2人（鷹矢×志月）を添い遂げさせるために
こんなことを始めたのか・・・・。
、、、、、、、、、、なんて深読みでした、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
ここまでのこと全部忘れてくださいね
ただの藤倉大佐の超心配性 超過保護な
（自分になにかあったら大事な志月を一人でさびしい想いさせたくないよ～）
大暴走が理由でした
それにしても、そのために自分の嫉妬心を殺して他の男に自分の好きな人を
抱かせるなんて すんごい太っ腹かも、、、
なんてったってBL
それも３P大好き西野先生なので
単純に最後まで3Pカプはエンドレスでした はい、
でも 今回の作品はもちろんエロ要素は読者の期待を裏切りませんが
（あいかわらず、西野先生の受は本命意外の人にもいろいろ陵辱されますが）
それに、山藍作品でしかお見受けしたことのない２本挿しも登場します。
こんなこと現実に可能なのかな？
さらに、B地区の刺激に弱い志月ちゃんのB地区への執拗な描写が多ページに渡ってこれでもかこれでもかと描かれております
でも、今回の作品のミソは
「それでもジェラシーは止まらない」です
その他3PジャンルのBL作品では
比較的３人愛しければ、楽しければ3Pなんてノープロブレム！！
な感じの軽いノリなのですが
この作品では
3Pを打診した藤倉にしても
「志月を自分にもしもがあったときに、天蓋孤独の志月を一人ぼっちの寂しい想いをさせたくない」
という志月への強い愛情からなのですが、
（それでも今現在は健康体でぴんぴんしておりますが）
それでも、嫉妬心を消すことはできずに苦しんでいます
そのため、鷹矢が志月に触れる姿を見せ付けられると、
（鷹j矢を１００回刺し殺したいほど胸が苦しくなったりするそうです。）
兵学校時代からの想いをかなえた鷹矢にしても
「志月さんが自分を受け入れてくれたのは結局、藤倉さんへの強い信頼と愛情のせいだからなんだ」
と落ち込んでますし、
現実の3P関係なんてまさにこういったグルグルのエンドレスなんでしょうしね
なんだか、こっちのほうが素直にこの関係を理解できたな～
あいかわらず みずかね先生のｲﾗｽﾄは美麗でうっとりです～