第11回ブログ
自分らしく生きるという責任
「自分らしく生きたい」
この言葉は、とても自由で、優しく聞こえます。
けれど私は最近、
自分らしく生きることには、責任が伴う
そう強く感じるようになりました。
自分らしく生きる、というのは
好きなことだけを選ぶことでも、
嫌なことから逃げることでもありません。
自分が選んだ言葉、態度、関わり方が
誰かに影響を与えるという事実を
引き受けて生きること。
それが「自分らしく生きる」ということだと思うのです。
在宅支援の現場で、
「どうしたらいいか分からない」
「誰か決めてほしい」
そう言われることがあります。
でも本当は、
その人自身が、もう答えを持っている。
ただ、選ぶことが怖いだけ。
選んだ結果を引き受ける勇気が
まだ持てていないだけなのだと思います。
自分で選ぶということは、
うまくいかない可能性も含めて
自分の人生として受け取ること。
誰かのせいにしない。
環境のせいにしない。
「私はこう生きる」と決めること。
それは、とても静かで、
とても強い覚悟です。
寄り添いとは、
その人の代わりに決めることではありません。
その人が「自分で選ぶ」ことを
信じて、待つこと。
自分らしく生きるという責任は、
重たいものではなく、
自分の人生を大切に扱うということ。
その責任を引き受けたとき、
人は初めて、自由になるのだと思います。
今日もまた、
それぞれの人生が、
その人らしく在りますように。
ご縁に感謝して
