( 大学内を 私に 案内中 )


医学部に入学して一年半。

イギリスに一人留学して、もうすぐ5年。

今 娘は どんな人間になりたいか 手探り中です。

医者として専門は何を選ぶか、大学院はどうするか PHDまで進みたい・・・・・

どうしたら、難民を効率よく助ける仕事に就けるか・・・・・

いろいろ 彼女の中で 将来の選択肢が 不安を伴って渦巻いています。



私はある人に むすめについて 現実的な相談をしました。

その頂いた返事の中に

『 経済的な自立を含め自立した時に一人前へなっていくことと思います。
  働いた経験があるのとないのでは視点も大きく異なると思います。
  All the best!!                           』

この答えは娘への答えではなく、私への答えとして受け取れました。

私は娘のストレスを 違う角度から知ることができました。 


現実として、娘が経済的に自立できることは当分ありません。


何をどうしてあげられるわけではありません。 ただ、自立したがっているのは事実



親の期待を裏切りたくない。 負担をかけたくない。自分の人生、自分でコントロールしたい。

しかし、親に経済的に迷惑を掛けている・・・・・

この娘の気持ちを私がはっきりと自覚したおかげで 娘の悩みは軽減されたような気がします。

相談を受けても、答えを私は言わなくしました。 娘に全て任せよう!!



そして、今 娘は勉強のストレスの呪縛から 離れて、

彼女らしく、小説を書いて応募したり 友達とビジネスプランを立てたり

週に数回、10kmのジョギングしたりと 生活を楽しみつつ 勉強に励んでいます。

娘の将来は きっと、何らかの型で開けると私は信じています。

(精神的に非常に たくましいですもの!)


娘ももう二十歳。 

「心配しなくても大人になったなぁ~」と 寂しい気持ちなど私の中にはありません。


本当に良い女友達が一人増えたような 気分です。


そろそろ、このブログも終わりに近づいてきました。