このブログは⑤のつづきです
病院の仕事中に 『出てしまった』 ことは、それまでのどの離脱事件よりもショックでした
もうひとりの私がしゃべり出したり
処置とかやり始めたらどうしよう
まさかね まさか
でもまさかがすでに起こってるしー
患者さんの命が危険にさらされちゃう
悩みました 本当に悩みました
でも、看護師の道、歩み始めたばかりです
急に辞めるわけにもいきません
そうだ！ 中・高時代はそんなに出なかったよね
「○○に行きたい」 って、強ーく思わなければいいんだよね！
そうだった そうだった
大きな不安を抱えていても、忙しい毎日は変わらずやってきます
とにかく 『焦らない』 『強く思わない』 肝に銘じて仕事をしました
患者さんの、命がかかっていましたから....
努力は報われ、命に関わる仕事、続けていくことができました
小さいのはありましたよ....相変わらず
夜勤明けの学校は眠くて、帰りたくて・・・
帰宅すると母が
「あらっ どこに行ってたの？ 一回帰って来たわよね！？」
母は帰宅した私を見ていて、すでに部屋にいると思っていたらしく・・・
あっ、先に帰ったな もうひとりの私
こんなことは度々ありましたが、母が驚く程度で、さほど問題ではありませんでした
そして私は専門学校を卒業し、准看護師の資格を取得します
仕事中に 『出てしまった』 恐怖が時折思い起こされましたが、
初めて就職した病院で、無事に勤める事ができ、資格を取得したことは
私にとって自信となりました
達成感を味わっていました
でも・・・
甘かった・・・
この後まだまだ離脱しそうな自分と向き合うことになるとは・・・
つづく
愛川恵子公式ライン♡
