本日は乳がんの外来チームでオーバータイムとして働きました。患者様からの電話とチャットの対応です。処方箋を送って欲しい、体調が悪い他のトリアージです。中には凄く怒りを抱えている方がおられて(私には電話の口調では優しかった)。怒りを永遠に聞き続け、一報でアパートを追い出されそうで、しかも親しい友人は一人もいないし家族は亡くなってしまって(つまり天涯孤独)誰も助けてくれる人がいなくて寂しいと嘆いておられる方もおりました。永遠に寂しさや今鬱状態にある事を語るので電話を切れずに聞いておりました。セラピストがいたのだけど保険が変わってイマハセラピストがいないと。ソーシャルワーカーに電話をすると直ぐに色々手続きをして下さると言っておりました。少しでも彼女達の抱えている苦痛が軽減する事を祈っております。
21歳のとても素敵で可愛い男性の白血病の患者さんのケアについてです。彼は骨髄移植を2年前にしていますが、生憎、再発。再発後は化学療法をしていましたが、今回は、高濃度の化学療法後に二度目の骨髄移植をすることとなりました。

初めはどうしても家に帰りたい。外来で治療をしたいと私に力説してきましたが、その後、先生と一緒に戻って、先生から直接、入院しての治療が必要だと説得後、彼は今後のプランに納得しました。

再発を受け入れ、今後も長い治療が続く事に凄くショックを受けて、3人で5分間の静まりに耐えました。怒りと悲しみの気持ちが溢れていた彼。何か言ってあげたかったけれど、3人で沈黙の5分は随分長かった。。。どうか今後続く治療が上手く行き、骨髄移植が成功する事を祈っております。


本日は、コロナ騒動開け(ほぼ3ヶ月ぶりの)の同僚とのレストラン野外での食事です。

一人の新人さんをプリセプトして、また次の新人さんをプリセプトして、2番目の子の最後のプリセプターシップの日でした。

7時30分迄の勤務後、私を含めて4人で病院近くのイタリアンレストランへ食事件ワインを飲みにいきました。皆、それぞれ忙しい日々だったわけですがそれぞれ乗り越えました。

久し振りのレストランでの食事、ワインはとても楽しかった。途中、ウエイトレスさんに
"ハニー、貴方のワインに大きな虫が入っているわよ!
虫が入らないように気をつけないと"と、そっと次のワインも持ってきて下さいました。半径1センチの虫が入っており、こんな大きな虫が入っているのに気がつかなかった自分にびっくり。

このワインの中で泳いでいた大きな虫は幸運のサインでしょう。
国境を超えて、サポーティブで本当にいい方達と働かせて頂いている事に心から感謝いたします。一時の私の働く某大学病院のコロナケースは、本当に酷かったのです。病院内で溢れかえっていたコロナの患者さんがたいいんされ、徐々に元の病院に戻っているのが信じられないです。