生まれ育った街が、確実に変化してる。子どもの頃から名を知ってる店も、ほんの少しだけ残っている。新規の店が9割か、賃料払えば商品も高くなる。洒落た店が多くなり、暮らしやすさは遠のいてるのでは。建物が自前でなら、商品に価格転嫁しなくてもすむ。そうでなければ、3割以上割高になるのでは。
神楽坂上から、神楽坂下まで歩いても、昔からの店は数少なくなっている。
毘沙門のあたりに、夜店の準備がしてあった。5の日の縁日みたいに思えて懐かしかった。今週ほおずき市と阿波踊り大会があって、4日間きっと賑わうのだろう。日曜ということもあって、かなりの数、人が行き交ってた。
結局は、住んでるところが一番になる。生活の拠点、暮らしに直結したところが。
近くて遠い神楽坂になってきた。ふるさとなんだけど、帰るところがないから、さらに遠く感じるのかも。