湯がきたてのジャガイモの皮をむきながら、「あち
あち
」と叫ぶ。息子
「あちあち言ってても何もならへんで」とダイニングのソファーに座って本を読みながらクールに返す。
私
あまりにも熱いので、引き続きむ剥きながら「あち
あち
」と言ってしまう。(息子に突っ込まれるのが面白いので、ちょっと意識してオーバーにもなる)息子
「だから、あち
あち
言ってても意味ないで」と再びクールに。私
しつこく三回目の叫び。「あち
あち
」息子
「もう、おれ、ほっとくで」と間髪を入れずに。
そんなやりとりがあったあと、映画「超高速参勤交代」を息子と観に行ってきました。笑いあり、ハラハラドキドキありで面白かったです。
息子は、学習マンガや図書館で借りる歴史本などで、江戸時代の人物や背景の知識もあるようで、楽しめたみたいです。
帰宅して夕食を食べながら、「面白かったね~」と再び映画の話題に。
「映画は芸術。映画って人の心を揺さぶるよね。昨日とは違う自分に変えてくれるよねっ
」と映画についての持論を私が熱く語ったら、「何ひとり事言ってんの」と冷たく返されてしまいました。でも食後しばらくして、お風呂に入りながら「参勤交代の映画楽しかった~」と嬉しそうに語る息子をみて、行って良かったわと嬉しくなりました。
