世の中はコロナの制限から解放されたようになっていますが、介護や医療ではまだ面会禁止となっている所は多いと思います。
母が入院している病院でも面会禁止は継続中です。
でも、救急搬送時に看護師さんと世間話しをしたんですよ。
看護師さんはコロナ禍でおばあさんを亡くされたのですが、会えなかった後悔があったそうです。
その話しの流れで面会できるか聞いてみました。
うちの娘達はもう2年以上会えていないので。
(施設で面会ができていたのですが、面会枠に叔父や叔母を優先させていたので)
母は個室に入院しています。救急搬送時に個室で良ければ入院ができるとなったので。
(どの病院も満床状態。病院を探している余裕がない病状だったので)
個室なので他の入院患者さんに会う事もなく面会ができるのでは? とやんわり頼んでみました。
看護師さんが気持ちわかります!となり、医師に掛け合ってくれました。
看取り期以外では特別として、面会の許可がおりました。
面会できるのは2人だけなので、娘達だけ会わせようと思います。
私は担当医と話しをさせてもらいます。
これもお願いして決まったのですが、頼まなければ会わないままなのかな?
そういえば、母が以前救急搬送された時も、その時に担当した医師から説明があっただけだったからね。この時もお願いして後日、担当医に会ったんだったわ。病院ってそんなもの?
私は医療職ではないので予想なのですが、今回の病状は高浸透圧性高血糖状態というものではないかと。
尿路感染症の兆候があったのに治療しなかったので悪化し、合併症になったのかなと。
そういえば、特養から失禁する事が多くなり洋服が足りないと言われていたんですよ。
単純にケアの問題だと思っていたのですが、失禁というより多尿の症状が出ていたんじゃないかな。血糖値が高いと多尿になったりするからね。
特養の看護師さんと話しもしたのですが、食事が摂れなくて水分補給にスポーツドリンクを飲ませていたと言っていたのね。
血糖値が高い時にスポーツドリンクをたくさん飲ませていたら、急激に高くなる可能性もあると思うんだけど、、、
この時に知ったのですが、入居してから血糖値が安定していて食事量も少なかったので糖尿薬は服用させていなかったようです。
血糖値も測っていなかったらしい。
いつからそうだったのかわかりませんが、尿の色が緑だったとか。それ、感染症です。医療が必要な状態です、、、
色々と話しをしていて、看護師さんはあくまで特養の看護師さんだなと感じました。
介護職というか家族の私のレベルでわかる事も気がついていなかったので、、、
特養さんとは連絡を取り合っていたのに、尿の事などは報告がなかったですからね。
介護施設はあくまで介護の分野なので、医療の部分になると弱いよね。それも仕方ない事。
医療ケアを充実させたければ、そのような施設を選ばなければいけないんですよね。
母の場合は高熱が出てグッタリとならなければ治療もできないので、気がついていたとしても医療に繋げられなかったと思います。
医療ケアの充実した施設なんて、母にとっては嫌がらせされているとしか思えないので無理。
在宅介護をしていても今回と同じような病状になっていたと思います。
私が気がついて訪問医に繋げても抵抗や拒否で検査もできず、高熱などがなければ入院対象にもならなかったと思いますから。
だから、色々と看護師さんに言いたい事がありましたが胸の中におさめました。
何も気がつかないふりをして、それ違うだろうと思いながら相槌を打っていました。
誰のせいでもない。
医療を拒否する母のせいでもない。
私はそう思っています。
ただ、母が回復したとして、どこまでの医療行為なら戻れるのか心配です。
特養の看護師さん、あれは無理これも無理と言っていたので、、、
ぶっちゃけ、特養での医療は薬を塗ったり薬を飲ませたり健康観察くらいしかできないじゃん。
それなら、介護職でもできるよと思ってしまいました。
夜間は仕方ないとして日中のたん吸引にも後ろ向きだったので、マジですか?と思ってしまいました、、、
施設というより、その時に勤めている看護師さんの力量で、施設の医療の範囲も決まるんだろうなぁと思ったりしました。
母にとって医療の問題は本当に悩ましいです。
拒否さえなくなってくれれば、選択の範囲も広がる事ができるんですけどね。
そうそう、特養では必要だった精神薬ですが、今の母には暴れたり不穏になる元気がありません。
なので、病院の看護師さんと話した時に精神薬を抜いてもらう方向にしてもらいました。
精神薬を抜くだけで覚醒する確率は少しだけでも高くなるような気がするので。
特養に戻る事ができたら、また必要になると思いますが今だけは抜いて欲しい、、、
延命とは違う私のエゴです、、、