12月24日の皇后杯決勝戦はアディショナルタイムに田中 明日菜がゴールを決めてINAC神戸が優勝した。
圧倒的なパスサッカーには前線からの圧倒的守備ということだろうか。
例えば昨期チャンピオンズリーグ準決勝のバルセロナーチェルシー戦がそうだった。
しかし攻撃を防ぐだけではつまらない試合になる。あの試合をスリリングにしたのは、一人で決められるパワーを持ったドログバの存在だった。
千葉はすばらしい守備をみせたが、やはりチャンスをつくってもあと一歩、二歩のところで決めきる力がなかった。
後半89分のCKからのフリーのヘッドをはずしてからはやはり流れはINACに行ってしまった。
INAC優勝©時事通信
一方INACも中盤でタメをつくったり変化をつけたりあがったりできる大野がもう一つなのでいつもの切れがなかった。
1対1のチャンスでループをはずした高瀬はまさにトーレス師匠だった。
最後はやはり澤。ロンドンオリンピックでもそうだったが、シュートを打ってくる距離でそう見せかけて迷わずパスをする。
千葉の組織はあの一瞬で崩された。やはりサッカーの醍醐味はこれだろう。
今後、澤、大野世代のあとをどうするのか、不安が残る皇后杯だった。
NHKの解説はウルサすぎ。解説がウルサすぎるとサッカーの想像力が消えてしまう。
それに女子への上から目線は非常に腹立たしかった。
エンディングは「チェルシー-バルセロナ戦」
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