日本‐ベネズエラ、ドイツ‐アルゼンチン、イタリア‐イングランド戦 | 1.FFC Frankfurtと世界の女子サッカー

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8月15日は楽しい国際Aマッチデー。世界中で男子A代表がワクワクするような親善試合をくり広げた。サッカーシーズンの除幕前というところだろうか。


日本ーベネズエラ戦1-1


サッカーファンはご覧になっただろうが、ストレスフルな試合だった。オリンピックのU-23が最後いまいちだったので、A代表にスカッとさせてもらおうと思ったところが完全にあてはずれだった


確かに前半攻め込んで1点は取ったものの、本田、香川、長友などタレント陣の連携はいまいち。主に左サイドの長友を起点として攻め込むも、だんだん攻めのパターンに慣れてしまって、攻めあぐねるようになってしまう。


そして後半、日本の武器でもあり弱点でもあるその左サイドにカウンターを掛けられて、ゴールへのクロスで最後にうまく個人技を見せられて同点叫び


そのあとは、完全にガス欠になり、ほとんど見せ場をつくれず試合終了。


がんばれ 1.FFC Frankfurt-香川

思うようにいかず舌を出す香川©毎日新聞

女子もそうだが、フィジカルもあり、個人技も組織もありヤル気もあるベネズエラに、連携という武器がもう一つのときはこうなるという試合でした。

ちょっとU-23のメキシコ戦を見せられた感じ


ドイツ‐アルゼンチン 1-3


この試合はホームのドイツ人にすると、かなりのストレスがあった試合じゃないだろうかはてなマーク

EURO2012でイタリアに負けてグッド!再起戦のはずが連敗してしまった叫び


ドイツはクローゼ1トップ、アルゼンチンはメッシ、イグアイン


最初はドイツが押し気味で、非常に美しい攻防のラインづくりを見せてなかなかいいと思ったときだったんだが。

前半30分に、イグアインの飛び込みをGKツィラーが抑えられずに1発レッド&PK叫びやっぱノイヤーじゃなきゃねえ汗


前のミュラーを下げて代わりのGK・シュテーゲンを入れてPKは防ぐが、前半ロスタイム、あまりどどうということもないシュートをケディラが膝に当ててオウンゴール叫び


後半はアグエロも入れて攻撃陣の揃ったアルゼンチンに、10人ではとても対抗しきれず、52分にイグアインからメッシがゴールクラッカー


その後もアルゼンチンが攻め込んで72分ディ・マーリオがゴールクラッカーで何と3点差!!


攻め疲れたアルゼンチンに、何とか80分に左サイドから折り返しをヘヴェデスがダイブヘッドで1点返すクラッカーがそれだけ


アルゼンチンの華麗な攻撃が観れたのはよかったけれど、ドイツの観客は全然満足しないだろう。

またレーブの監督の適格性問題が再燃するかも!?


がんばれ 1.FFC Frankfurt-メッシゴール

ドイツに決まったメッシゴール©Getty

Bildは、試合終了後に今DZDF解説者をしているカーンがレーブ監督の守備批判をしたことを書いている。


カーンはザマーのあとのドイツサッカー協会のスポーツディレクターに興味があるとのことで、それを匂わせているのだろう。


イタリアーイングランド 1-2


EURO2012で開花した「新イタリア攻撃サッカーグッド!」がさらに継続できるか、ということで非常に興味のある一戦だった。双方ともピルロ、ルーニーのエースが不在ながらなかなかのゲームを展開した。


新生イタリアはあの攻撃サッカーで最初からとばす!!


イタリア版攻撃サッカーはスペインのそれとは少し違い、中盤で美しいコンパクトなラインをつくり、そこで囲んで相手のボールを奪って素晴らしく創造的なショートカウンターをかけるという、従来のカテナチオの進化版ともいえるフォーメーション。


攻めまくったイタリアが、前半15分CKからデ・ロッシのマークをはずす動きでゴールクラッカー


しかしホジソン監督のイングランド、相変わらず無骨でサイドから力技で攻めていき27分、やはりCKからランパードがさらにつないでジャギエルカがダイブヘッドゴールクラッカー


同点になっても創造的にすばらしい攻めを見せるイタリア、無骨に守るイングランドだが、やはりEURO2012と同じ問題を露呈してしまう。


すばらしく、各人が創造的な動きを見せるイタリアだが、いまひとつのところでゴールが決まらない叫び

やはり60分を過ぎるころに足が止まってしまう


そして80分、必死で攻め込むイタリアにイングランドのカウンターが一閃!!


ミルナーが左サイドを駆けあがってデフォーにつなぐとイタリアはまったくついてこれず、アバーテをかわしてゴール右上に突き刺さるシュートで逆転クラッカー


イタリアは美しく楽しいサッカーをするようになったが、なぜか勝負強さまで失ってしまったのだろうか!?


フランスーウルグアイは0-0

スウェーデンーブラジル0-3

プエルトリコースペイン1-2


なでしこのサッカーはスペインによく例えられるが、オリンピックではカテナチオを敷いた。

実際個の決定力が小さいなでしこにとってはアメリカ戦のように先取点を入れられるととたんに厳しくなる。


イタリアのゾーンサッカーが理想だろうが、男子でも足がもたないのに女子では困難だろう。

もっと省エネ方法が見つかればいいのだが。


Ps.ブログ名変更する予定


そろそろ女子サッカーの様子がわかってきたのでブログ名を8月21日より『1.FFC Frankfurtと世界の女子サッカー』に変更予定です。

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エンディングはベネズエラが世界に誇るシモン・ボリバル・ユース・オーケストラのラテンアンコール



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