いよいよ今日深夜午前1時からミュンヘオリンピアシュタディオンで女子チャンピオンズリーグ決勝が行われる。当日観客は3万7千人から4万人にものぼる見込みということである。
フランスのLyonはそれに先立ちCoupe de Franceに優勝、リーグ優勝も十分可能である。
一方のFrankfurtはドイツ国内は無冠決定。これに敗れれば来年チャンピオンズリーグにも参加できない。
さらに悪いことに、DFB-Pokalで途中交替をしたBajramajが出場できなくなったとのことだ。
ドイツ各紙によれば、BajramajはDFB-Pokal決勝の前の練習でKahlert監督は異常に気づかず、当日は5錠の痛み止めを飲んで出場したが、結局途中交代を余儀なくされた。Kickerは「これは議論を呼びそうだ」と述べている。
やはり監督の戦術に対しても批判が出ている。
5月14日付Neus Deuitchelandでは、「ゲームメーカーであるBajramajにストライカーをさせた」と指摘している。
また5月14日付Journal-Frankfurtでは、元ドイツ代表GKでDFBの解説者であるSilke Rottenbergが辛らつに「チームも、コンセプトも情熱も何もない。FCCは、何をここで行ったのか問わなければならない」と述べている。
またFIFAはニュースで、監督はたいへんなプレッシャーにさらされている、と指摘している。
そんななかでも相変わらずのネタを提供してくれているのがBildである。
ドイツワールドカップの前にLyonのメンバーのFrancoとTomisがヌードになっているのをFrankfurtのDietrichマネージャーが批判したと「誰がリヨンの首に鈴をつけるのか?」というタイトルで15日に述べている。
確かにドイツワールドカップのドイツのヌードには(残念ながら)Frankfrutの選手は一人も出ていない
Bild記事は、Dietrichマネージャーがこれで選手を失格に追い込むつもり、とでも言いたいのだろうか
ともあれ、今日深夜いよいよ決戦である。Twitterでは、ファンからFrankfurt当てに、
「Dear Sven Kahlert: you must listen our screams, please playing landis, ana, saki and thunis earlier in starting 11」
というつぶやきも出されていた。
熊谷選手はブログによれば大滝選手と合ってエールを交換したそうだ
監督が今度だけは正常な判断をすることを祈るのみである。アーメン
今日のエンディングはこういうときにお似合いのベートーヴェン交響曲第5番第一楽章をワールドカップ決勝実況に重ねた『運命inなでしこ決勝』なかなか切迫した雰囲気があってます。音楽はカルロス・クライバー指揮ウィーンフィルハーモニー
今週の放送
女子チャンピオンズリーグ決勝戦
5月17日現地18:00 日本25:00 ARDLive
BSスカパー1 24:50~
女子ブンデスリーガ第21節
DuisburgーPotsdam戦
5月20日現地14:00 日本21:00 DFBTVLIVE
CS朝日ニュースレター 20:50~
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