4月15日、女子チャンピオンズリーグ準決勝第1戦が行われ、熊谷選手のFrankfurtはアウェーでArsenalに1-2で勝ったが、永里選手のPotsdamはアウェーでLyonに5-1の大敗を喫した。
Olympique Lyonnaiseー1.FFC Turbine Potsdamの試合は雨中の滑るピッチでの激闘であったがPotsdamの信じがたい大敗だった。
試合後永里選手が以下のように、まったく永里選手らしくないTweetをしているのがショックの大きさを表している。
「もう単純に技術レベルの問題としか思えない。ボールが蹴れて、止めれられる。結局その差が大きく出たとしか言いようがない。もちろん、組織として捉えても圧倒的にリヨンの方が上だった。組織として勝利するために自分自身に他に何が出来たのだろうと考えても、今回ばかりはなぜか浮かんでこない。」
まったく最初から最後までほぼLyonの時間だった。雨の滑るピッチをLyonはSchelinの1トップのような形で長いパスを入れて、後ろから走ってくる。
6分、中央からHennyに走られて、PKエリア前からシュート、がクロスバーに当たって、ゴール内に落ちてLyonゴール
その後もLyon、奪えば中央からSchelinめがけてどんどん入れてこられこれでPotsdamのペースが乱される。
18分、雨中でも速いLyonを止めきれずに、PeterがPKエリア前で早くもイエローで止める。20分、そのFKで直接Abilyがゴール
そしてその1分後の21分、Abilyからの長いスルーパスをうまく身体を使ってゴールを向いたSchelinがゴール雨でボールが走り、GKは逆に身体を使えなかった。
あっという間に3-0
Potsdamは雨でトラップがうまくいかず(ピッチに慣れてないせいか)、攻撃が通らないが、31分、ようやくLyonゴールまでボールが届いて攻撃できるようになる。
36分、FKに永里選手が飛び込むがパンチングで逃れられる。
41分、ゴールキックをAnonmaがカットして絶好のチャンスをつくるがシュートできず、永里、Kerschowskiとまわしてシュートするもはずれ
前半終了3-0
後半、開始から70分まで、信じがたいことにほとんどPotsdamにチャンスなし。
55分、Schmidtがボールを奪われ、そのまま攻めこまれて
Potsdamも攻撃に移ろうとするが、雨でボールが収まらないところへLyonは平気で寄せてボールをさらっていく。一方でLyonのトラップはうまくいく。
61分、SchelinからのロングスルーがフリーでAbilyに通り、ゴール5-0
63分Anonma交代でVidarsdóttirイン。
70分をすぎてようやくPotsdam、攻撃ができるようになる。74分、VidarsdóttirがGKと1対1の絶好のチャンスを迎えるも、ゴールならず
そして89分、遠いFKからゴール前へのクロスをGK前でヘッドで浮かせてもう一度ShmidtがヘッドでゴールPotsdamは何とか完封はまぬがれた。
上のTweetに続いて永里選手は
「浮かんでこないと言っても、やはり考えて改善策を見つけていかなくてはならないわけで。決勝にいくためには、来週の2nd Legで5点差以上での勝利が求められる。結局、やれること、そしてやるべきことをやるしかない」
とTweetしている。来週のPotsdamホームでの健闘に期待しよう。
なお大滝選手は残念ながら出場しなかった。
今日のエンディングは甘く切ないフランスミュージカル映画の永遠の名作『シェルブールの雨傘』
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