今月のAIPPIを読んでいたら、世界で一番審査が早い韓国についての記載がありました。
その記事は、次のような内容になっていました。
(現在、その記事を持っていないので、記憶で書いています。少し間違っているかもしれません)
・韓国の審査期間が平均8.9か月と非常に速い。
・しかし、登録特許が多くなったので、出願人が登録費用の負担が増え、困っている。
・そこで、韓国特許庁は、「審査猶予期間」の申請ができる制度を昨年10月に制定した。
・出願人は、審査請求から3か月以内に、審査期間を、「出願から1.5年から5年」の範囲で申請ができる。
・韓国特許庁は、申請範囲の3か月以内に審査を終える。
つまり、審査期間は、あまり早いのも問題があるというケースが初めて出たということです。
日本では、考えられない事です(早期審査や超早期審査は別ですが)。
しかし、「適正な審査期間は何か月?」と考えると、適切な回答は得にくいなと、改めて思った次第です。