こんにちは
不動産専門学校のBBです。
今回は、宅建完全独学の方が、3月にやるべきことについて説明していきます。
早速、結論から説明すると3月にやるべきこと、
それは、
「2月に取り組んだ過去問5年分に再度取り組むこと」です。
2月は、本試験を体験し、どんな知識を付ければ試験に合格できるのかを理解すると共に、今の自分の力と合格に必要な差を感じてもらいました。
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1月、2月で基礎練習が終了したので、3月からは少しずつ学習への意識を変えて取り組んでもらいます。
では、今回は以下のテーマに沿って具体的な学習方法について説明していきます。
【目次】
1.3月にやるべきこと!それは、2月に取り組んだ直近5年分の過去問に再度取り組むこと
2.理解度向上術①~自分の言葉に置き換える~
3.理解度向上術②~人に説明する~
4.弱点を把握してメリハリ学習の礎を築く
5.1日10問(週末15問)!学習3ヶ月目でもモチベーションを維持する方法
■1.3月にやるべきこと!それは、2月に取り組んだ直近5年分の過去問に再度取り組むこと
3月については、もう1度過去問5年分に取り組んでもらいます。
「同じ問題の繰り返しでいいの?」
2月に取り組んでいない、過去問に取り組んだ方がいいんじゃない?
と考える方もいるかもしれませんが、必ず直近5年の過去問に取り組んでください。
理由は、知識の大枠を捉える時期から、理解度を向上させる時期に入っているからです。
1月、2月については、宅建知識の大枠を捉えたり、試験に必要な知識を理解して現時点との差を知ってもらう期間と設定しましたので、あま
り深く突っ込みすぎず、とにかく前に歩を進めることをおすすめしてきました。
3月からは、「理解度」を向上させることがより大切になるため、1つ1つの知識を自分の力に変える作業が必要になります。
そのため、新しい問題に取り組むのではなく、再度直近5年分の過去問に取り組み、基礎練習で培った知識を確固たるものにしていくことを意識してください。
この意識は、問題集やテキストを色々買うのではなく、まずは「1冊極める」という理論と同じです。
なので、手広く攻めず、「直近5年分をマスターしてやるんだ」という気持ちを持って取り組んでください。
ちなみに、
2月に解いた問題に再度取り組むことになるため、当然正解する問題も多くなります。
でも、正解しているから力がついたんだと思うのは間違いです。
確かに正解を導き出せるようになったのは良いことではありますが、一度解いた問題を解いているだけですので、思い違いは良くありません。
大切なのは、答えを解きながら、「なぜ」その答えになるのかを理解していることです。
1問4肢全ての問いに対して、「なぜ」が答えられるようになれば、本当の力がついたと判断できます。
答えよりも、答えを導き出す過程を大切にして、取り組んでください。
■2.理解度向上術①~自分の言葉に置き換える~
3月についても、2月で説明した「過去問の取り組み方法」を参考にして、まずは問題を解いてください。
過去問の取り組み方法はこちらの動画を参考にしてください。
↓
問題を解いた後のサイクルも基本は2月と同じです。
「なるほど!3月も2月と同じことをやれば良いのだな!」
と思った方はちょっと待ってください。
2月と3月では問題を解いて、解説を読んだ後の学習方法が違いますので、今からその点について説明していきます。
3月は、過去問を解いた後の解説を読んだり、テキストを読む時により「理解度」を向上させる方法を使って学習していきます。
●理解度を向上させる方法①
その答えは
「自分の言葉に置き換える」ことです。
答えが目の前にあるのに、わざわざ自分の言葉に置き換える必要があるの?
と、考える方もいるかもしれませんので、まずは、宅建試験の学習云々ではなく、人間の脳の観点から簡単に説明していきます。
人間の脳は、能動的(アクティブ)に自分で考えている時の情報を、大切に記憶していく仕組みになっています。
ということは、ただ、書いてあることを読むだけでは記憶の質が上がりません。
では、どうやって解説やテキストを読んだら良いのか。
それは、
解説やテキストに書いてあることを「自分の言葉に置き換えながら読む」ということです。
頭の中で考えるだけではまとまりませんので、例えば解説を読んだら一度そのページから目を離し、今、学んだことを声に出して話してみます。
慣れるまでは、書いてあることをただ思い出しながら話すだけでも大丈夫です。
ただ、思い出しながら話すだけでも以下2点の効果を得られます。
「自分の頭で思い出そうとする想起力が身に付く」
「思い出そうとする作業が記憶の定着に繋がる」
慣れるまでは、書いてあることを思い出すだけの作業になっても、繰り返していく内に、自分の言葉に置き換えて話せるようになります。
例えば、自分の体験に重ねて話してみてもOKです。
書いてあることを復唱するだけでは、単に記憶をするだけの作業になりますが、自分の言葉に置き換えられた時に理解度が向上したと明確に判断できます。
この瞬間に出会うために、解説やテキストを繰り返し読むのです。
自分の言葉に置き換えられた記憶は、その知識を理解して覚えている分、中期記憶、長期記憶に保管されます。
ここに保管されれば、こっちのものです。
後は、忘れないように一定期間ごとに復習すれば、10月には合格できる力を身に付けられています。
逆に、自分の言葉に出来ず、ただ書いてあることを復唱する状態の知識では、記憶は出来ていても、理解度が低いので、もうひと頑張り学習が必要な範囲であると思って繰返し読み込んでいきましょう。
■3.理解度向上術②~人に説明する~
ここで、説明することは、理解度向上術で最も大切なことです。
それは、
「人に説明する」ことです。
理解度向上術②は、理解度向上術①で説明した「自分の言葉に置き換えること」とは似て非なるものです。
「自分の言葉に置き換えること」は、対自分に対してのことですが、「人に説明する」ことは対自分以外です。
この説明を、最初は高校生がわかるくらいという基準から、最後は小学生でもわかる説明という所まで持っていけると完璧です。
小学生に教えるとなると、かなりかみ砕いた説明が必要になります。
例えば、民法の意思表示については小学生が体験したことのあることを想像して、例を出して説明することも良いと思います。
小学生でも体験したことがあることを想像したり、実生活を法律に結びつけることができれば、相当理解できているという指標になります。
人にわかりやすく説明する内容を考えるという作業は、解説やテキストを読む時の意識を変えてくれます。
人に教えようと思って読むと、
「ここは大切だからちゃんと説明できるようになろう」
「かなり難しいからどうやって教えればわかりやすいだろう」
「『ここ』と『ここ』は繋がりがあるから、一緒に教えよう」
とか、色々考えることになります。
このように考える時に、理解度を向上させることができます。
どうやって学習すれば脳を能動的(アクティブ)に動かせられるかを考えて、実践することは、学習の質を向上させることに直結しますので、是非試してみてください。
ちなみに、「教える人がいない」とか、「聞いてくれる人がいない」という人もいるかもしれませんので、例えば、TwitterやFacebook、ブログに学んだ知識を人に教えるつもりで書いてみてください。
自力で宅建に合格しようという意識の高い皆さんなら、SNSを使うことは簡単だと思います。
アウトプットが大切ということはわかるが、アウトプットする場所がないので、結局やっていないということにならないためにも、先にアウトプットする場所を決めておきましょう。
もし、誰かが「いいね」してくれれば、これはわかりやすかったんだという指標にもなりますし、単純に嬉しいですし、モチベーションの維持にも繋がります。
とにかく、学んだらすぐにアウトプットするというサイクルを回して、今日の学習を確固たる知識に格上げしていきましょう。
■4.弱点を把握してメリハリ学習の礎を作る
ここで、伝えたいことは、
「脳みそには人それぞれの容量がある」
「集中力は続かない」
だから
「学習は量より質」
ということです。
脳みそには人それぞれの容量があり、きっと多くの人は宅建試験の学習でやったことを忘れながら、そして思い出しながら学習に取り組んでいると思います。
短期記憶の容量をたくさん持っている人は少ないと思いますので、毎日の学習を積み上げて、長期記憶の保管庫に移していかなければなりません。
また、集中力に関しても多くの人は15分~30分、良くて1時間くらい続けば良いくらいだと思います。
2時間も4時間もぶっ通しで学習出来る人は一握りです。
もし、2時間、4時間ぶっ通しで学習しているんですけど、、、
という受験生がいても、それが本当に効率の良い学習かは計りきれません。
そのため、学習は単に量をこなすことを意識するよりも、質が大切ということがおわかりいただけると思います。
しかし、初めて宅建試験を受験する方が、「学習は量より質だ」と言われても、どうやって質を高めるのかがわからないと思いますので、ここでは、学習の質を高める方法について説明していきます。
●学習の質を高める方法①
早速結論から説明します。
学習の質を高める方法①、それは、
「弱点を把握してメリハリのある学習に取り組むこと」です。
脳みその容量は決まっている、集中力も限られている、となれば、自分の弱点を把握して、的を絞って集中的に学習しないと、確実に1点を積み上げられる実力は身に付きません。
全部大切そうだなぁと思って、メリハリを付けずに取り組んでしまえば、すぐに容量オーバーになり、集中力も切れて、本当に時間を使いたいところに時間を割けなくなります。
以上の説明から、メリハリを付けた学習に取り組んだ方が良いということがご理解いただけたと思いますので、ここからは、メリハリ学習のために必要な、弱点を把握する方法について説明していきます。
メリハリ学習を成立させるために使う道具は、2月、3月に取り組んだ過去問の解答です。
この解答を使って弱点を見つけていきますが、方法は2つあります。
1つ目は、解答ごとにグループ分けする方法です。
グループは以下のとおり分けてください。
Aグループ:2月、3月どちらも間違った問題
Bグループ:2月は正解したが、3月は間違った問題
Cグループ:2月は間違ったが、3月は正解した問題
Dグループ:2月、3月どちらも正解の問題
この4つのグループに分けていきます。
Aグループから順に学習の優先度が下がっていきます。
Aグループは特に重点的に取り組む範囲で、Dグループは忘れない程度に復習する範囲としてください。B、CグループはAグループの次に取り組む範囲として、設定してください。
正解した問題でも、忘れそうだからとか、何か不安だからと復習していては時間がいくらあっても足りません。宅建試験は得意分野の力を伸ばすよりも、苦手分野を克服する方が合格する可能性が高まりますので、しっかりグループ分けして、2回連続間違えた問題に集中的に取り組みましょう。
弱点を見つける方法の2つ目は、過去問を解く際に付けた、○、×、△、○△、×△の印を利用する方法です。
最大の弱点を△として、○△、×△がもう少し頑張らなければならない範囲としてください。
○、×をはっきり付けられていて、かつ、解答でも正解している問題は、わざわざ何度も復習する必要はありません。
△の解説をしっかり確認する。解説を読んだら、自分の言葉に置き換えてみたり、人に説明してみる。
△の学習が終わったら、○△、×△も同じように学習する。
この方法を使えば、誰でも簡単にメリハリ学習に取り組むことが出来ます。
●学習の質を高める方法②
早速結論から説明します。
学習の質を高める方法②、それは、
「毎日短時間学習を積み上げること」です。
これは以前から説明していることですが、集中力は長時間持たないということを前提に、学習を進めてください。
1日2時間やろうが4時間やろうが、集中していなければ、取り組んだことをすぐに忘れてしまいますし、そもそも学習していないのと同じくらい効果がありません。
一気にまとめて学習することが出来る人は別ですが、学習は原則、毎日短時間と決めてください。
それも、1日1時間とか2時間ではなく、1日15分×4セットとか、1日30分×2セットといった具合に、自分が集中して、学習していられる時間を認識して、その時間を1セットとして、学習していくことをオススメします。
短期記憶から長期記憶に保管場所を変えるためには、長時間学習よりも、短時間毎日学習が有効ですので、今、1週間に1回とか2回、長時間まとめて学習している方は、考え方をシフトしてみてください。
●学習の質を高める方法③
早速結論から説明します。
学習の質を高める方法③、それは、
「睡眠をしっかり取ること」です。
睡眠は集中力を高めることと、記憶の定着に効果があります。
睡眠をしっかり取らずに学習していると、頑張っているという気持ちを得られるだけで、学習効率が上がっているわけではありません。
1日6時間~8時間程度の中で、自分が気持ちよく寝覚められる時間を認識しておくことも、学習の質を高めるためには、とても重要なことです
ので、是非この時期に色々な睡眠時間を試してみてください。
■5.1日10問(週末15問)!学習3ヶ月目でもモチベーションを維持する方法
ここで伝えたいことは、
「まだまだ頑張らなくても大丈夫」ということです。
「これくらいの学習量で足りるのかなぁ」と考えている受験生もいると思いますが、3月に、この考えを持っていることはとても良いことです。
なぜなら、宅建試験は10月にモチベーションや知識をピークに持っていくことが大切だからです。
すなわち、今の時期は、短時間を毎日続けることが重要で、気持ちや知識レベルをピークに持って行く必要はありません。
むしろ、ピークではない方が良いのです。
今の時期にピークの状態に持ってきてしまうと、4月、5月に息切れしますし、9月の追い込み時期に学習の質を高められません。
だから、
「もうちょっと学習したい」
と、思うくらいのところで学習をやめて、学習の習慣を維持することが大切です。
モチベーションを上げる必要はなく、もうちょっと学習したいくらいを維持する。
これが、学習3ヶ月目でもモチベーションを維持する方法です。
良い意味で肩の力を抜いて、学習に取り組んでください。
それでは、本日お伝えしたかったことについて改めてまとめます。
【本日のまとめ】
1.3月にやるべきこと!それは、2月に取り組んだ直近5年の過去問に再度取り組むこと
2.理解度向上術①~自分の言葉に置き換える~
3.理解度向上術②~人に説明する~
4.弱点を把握してメリハリ学習の礎を作る
5.1日10問(週末15問)!学習3ヶ月目でもモチベーションを維持する方法
1月から学習を開始した方は、早くも2ヶ月の学習期間をクリアしていることになります。
ここまで学習を継続できている方は、学習が習慣化できているため、宅建試験合格への道の第一関門は突破しています。
3月からは、学習の意識を少しステップアップさせて、基礎練習で培った力を実践で使える知識に格上げしていきましょう。
それでは、本日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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