ラーメン屋さんを運営していて一番きつかったこと

こんにちは！
ラーメン店経営サポーターの
高知尾です。

昨日は埼玉までお世話になっている

ラーメン屋さんの店舗チェックに
お邪魔させて頂きました。

朝からラーメンも3杯食べられて幸せ！
どのラーメンもホントに美味しかったです。

今は多くのラーメン屋さんでは
昔と違い材料にもこだわる。

そして労力も惜しまない。
そうやって作られた1杯で勝負している
お店が多いことから本当に美味しい
ラーメン屋さんばかり。

自分もラーメンを作ってきた立場なので
その大変さを考えると心から頭が下がる想いです。

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昨日伺ったラーメン屋さんの周辺にも
やはり沢山のラーメン店を見掛けました。

きっと見掛けたお店のほとんどのお店が
日々、美味しさを追求しお客さんに喜んで
もらうための努力を惜しまずに頑張っている。

そういうお店ばかりだと思うんですね。

でもその中でもお客さんを集めるお店。
お客さんが理想通り集まらないお店が
存在します。

以前私はラーメン屋を15年に渡り
運営してきた訳ですがその中で一番
つらかったなぁ～と感じたことがあります。

それは何か？というと、、、

・商品がお客さんのお口に合わなかったこと。

・お客さんの支払って頂いた金額分の
対価となる価値を感じて頂けなかったこと。

・自分のこだわりや努力が理解されなかったこと。

・ネットなどでボコボコに批判されたこと。

などなど思い返せばキリがないですし、
どれも悔しかったことばかりです。

もしかするとあなたにも同様の
経験があるかもしれませんよね。

でも私が本当に1番きついと感じたことは
実はこれらとは別に存在します。

それは何か？と言うと、、、

「お店の存在にさえ
気が付いてくれていない」
というお客さんが沢山いたということです。

お店の存在に気が付いていないということは
お店を選ぶ上での選択肢にも入ってきません。

それ以前に自分のラーメンに対する想いや努力。
そういうことさえ、まったく理解もされない。

先ほどお話したお客さんには満足して貰えなかった
にせよ、来店前に少なからずお店は知って貰えた。
そういう事実はある訳なんですね。

しかしお店が、気が付かれないことには
いいも悪いも判断できない。クレームさえ出ない。

だって、存在にさえ気が付かない訳ですから
クレームも言われようがありません。

本当にクレームを言われるよりも
クレームさえ出ない存在であることの方が
私はお店をやっていて悲しいこと。

それって非常に勿体ない事だと
私は思ったんですね。

正直な話、味の好みや
お客さんの感じ方は千差万別。

だから来店したすべての人に対して
満足欲しいという気持ちで努力は勿論します。
が、それが叶わないことがあるのも事実。

いま出来ることの自分の精一杯を
そのお客さんにぶつけることしかできません。

しかし、お店の存在を認知してもらうことは
誰に対してもできることです。

お店を知って貰えるからこそ
お店に興味を持ってくれる人が増えていく。

逆に知らないお店・気が付かれないお店には
当然来店はありませんし興味だって持たれません。

だから私の中では
「お客さんに気が付かれないこと」

これがお店を運営していて1番きつかった。
そう感じたことです。

私のお店もテレビに出た、雑誌に出た。
ラジオに出た。新聞に出た。
確かにそんなこともありました。

でも自分が思っている以上に
実際の認知度は残念ながら低かったりします。

例えば、地元のお店の近くの飲み屋に行って
自分のお店のことを名乗ると3割の人が
「知っている」と言えば上出来なくらい。

そう考えると、まだまだお店を
知らない人って沢山いるし、