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ここ栃木県河内郡上三川町は“白鷺”の町です。
と言ってもここ最近は、
近所でめっきり見かける数が少なくなった“白鷺”達。
それについて少々さびしい思い出があります。
お店の目の前を通る国道新四号線の下を流れる、
川の拡張工事が始まる前までは、
道を隔ててすぐのところに“白鷺の林”がありました。
とっても小さな林なのですが、
そこに何百羽という“白鷺”が生息していたのです。
夕方4時ごろになるとその林の中で“白鷺”達がざわめきだし、
“夕焼け空”になるのを見計らって、
何百羽という“白鷺”が一斉に飛び立ちます。
初めてその光景を見た時はとても“感動”したものです。
土・日や祝日ともなると、
どこからともなくバードウォッチングを楽しむ方々が集まっていらっしゃいました。
お店の目の前のちょっとした“自慢の観光スポット”でした。
しかし、国道新四号線とその下を流れる川の拡張工事の為に、
その“白鷺の林”が伐採されることになったのです。
伐採作業に入る前に銃の空砲を使って、
彼らを追い出す光景には憤りを感じました。
お店の上空を飛びまわっては展示車の上に糞を落として、
洗車に追われていたのは大変でしたが、
すっかりその姿を消してしまった“白鷺”達の事を思い出すと、
何ともさびしい気持ちになります。