人財不足。コロナ禍が始まった頃からでしょうか?或いはそれ以前から?


警備業界に限らず、すべての業界で人財不足、人手が足りない!と言われ始めてもう何年経つのか分からなくなっているように思えます。


外国人の受け入れが行われ、同時に外国人研修生の様々な問題が顕れ、足りないのなら外国から人を!という流れも続いていますが、それでもまだそれは特定の分野、業種、業界の話であり、私たち警備業界では、まだまだ進んでいません。警備業界は慢性的人財不足と言っていいと思います。


警備の仕事と言っても色々あります。いわゆる道路工事の際に歩行者や車の安全を守る交通誘導、これは法律的な呼び方では2号警備と言われます。警備業界、警備業者、警備員は警備業法という法律に基づいて様々な決まり事があり、その範疇において日々業務を行っています。その警備業法の中で警備の仕事は4つに分けられていて、それぞれを1号警備、2号警備、3号警備、4号警備と表現されています。 


道路工事の例のように建設、建築に関わる現場で、ヘルメットを被り、安全ベスト(蛍光チョッキなど呼び方は様々)を来て誘導灯や紅白の旗を持って業務を行っている警備員は2号警備員ということになります。


それに加えて、スーパーマーケットやホームセンター、パチンコ店、遊園地などの商業施設、娯楽施設の駐車場、或いは、病院や役所など施設の駐車場などで、歩行者や車の円滑な通行を誘導案内する業務もまた2号警備となります。これは人または車などが雑踏する場所での警備ということで雑踏警備と呼ばれます。


雑踏警備には、この他に花火代会やマラソン、コンサート、お祭りや、初詣と各種様々ないわゆるイベントに関わる業務もあり、これはイベント警備と呼ばれる場合もありますが、正式には2号警備でその中でも雑踏警備ということになります。


その他には、ビルやホテル、商業施設内などの巡回や安全確保などを行う1号警備、通称施設警備、また、現金輸送や貴重品、美術品などの輸送に関わる3号警備、以前、木村拓哉さん主演ドラマで描かれた要人などの警備を行う4号警備があります。


少し長くなりましたが、これらの業務の中でも2号警備を中心に警備業界の人財不足について、次回以降みていくことにします。





※ 防犯センサーや防犯カメラなどセキュリティシステムでビルなどへの侵入を察知して駆けつけるといういわゆる機械警備やスーパーマーケットなどで万引きなどの犯罪を防止するなどの業務を行う保安警備、空港や大使館などの特定の建物や施設を警備する業務も1号警備(施設警備)となります。



〈次回へつづく〉