本線と全く関係の無い話です。


インド人やパキスタン人が来ると、0.1秒で「切れる」ジョニーです。
中国人とインパキ人、どちらも商売がうまいことで知られていますが、個人的に中国式のほうが好き。中国との貿易や商売については、色々と不満は聞きますがあくまで僕の感想。


香港から中国本土に入ったシンセンのイミグレ前、商業城での話。


2007年7月のこと。面白い自転車が走っていた。名前はA-BIKEと言い、超小型軽量折り畳み自転車です。



増成忠治のアジア不動産

当然買います。でもその前に価格交渉の攻防があります。都合30分ほど話をしたり、「その値段ならいらない」と一度立ち去ったりして、かなりの値切りに成功します。


買った後は、お互いの攻防を(交渉)を称えあいながら、ビル内では吸ってはいけないタバコをくゆらし、世間話を開始。

すると、相手の兄ちゃんゴソゴソと何かを取り出します。

出てきたのは


「専用のキャリーバッグ」


やられた・・・と思いました。

兄ちゃん、これを僕の目の前でプラプラさせながら「どうやって日本まで持って帰るの?」

こんなミスは二度としまいと思いながら、再度価格交渉。

そして無事に決着・・・もちろん物価差を考えて、日本での推定価格の1/5以下ならいいかとか思いながら・・・・


「やられたねえ」と話していると、またまたゴソゴソ・・・・

出てきたのは


「スペアタイヤ(ホイール付)と専用の整備工具一式」


またやられた。

「もう、他には出てこないよね?」と悔し紛れに突っ込みながら、もちろん買う。


騙されてはいない。でも、日本式の商売ならどうかと思うが、ここは人民元の国。本当に勉強になりましたとさ。


でまあ、次はインド人とパキスタン人、略してインパキの話に続きます。

僕の住んでいるタイでは、レストランの中であろうと、路上のレストランでも、物売りが入って来ます。インパキ以外は、子供を使った花売りとか、婆さんのお菓子売りとかですが、インパキはツマミの豆類を売りに来ます。で、試しに買ってみようと値段を聞くと25B(75円)とか言うので、ひとつ買ってみました。50Bを出すとお釣りをくれないので、「おつりはどうした?」と聞くとこれは「二人分だ」。と言います。


「いやいや、一人分でいいから」と言うと「もうここに置いたから返金は出来ない」と言い張ります。アホか。馬鹿らしくなったので、無理やり金を取り上げて、豆を下げさせて追い出しました。普通、「二度と買うか」となるでしょう。こんなことばかりやってるから「インパキは嫌いだ」と言う人が増える訳です。(ちなみにその後は、トラブルになるのはわかっているので、速攻で追い返します。この時、なよなよと「いらないよ」とか言うと「「延々と買うまでしつこい」」ので、怒り気味に「マイ アオ」(いらない)と言います。

知り合いなどは「なんであんなに怒るの?あそこまで言う必要はないじゃない」と反論しますが、こっちは住んでいるので事情を知ってます。折角来た友人に不愉快をさせたくないので途中を端折っているわけです。(次回からは、インパキが来たら怒鳴るからね と断っておこう)


また、インド料理屋で注文した一品がいつまでたっても来ない。しかたないので、お勘定をすると、しっかり計上されている。文句を言うと、あわてて奥から料理を出す。こっちはもうお腹いっぱいです。要らないと言うと、勘定だけは払えと言う。注文してから1時間以上経過してるんですよ・・・払わない。頭に来て、勘定書きを再度チェックすると、シンハービールを飲んだのに、高いハイネケンビールになっている。そこでまた一悶着・・・・楽しい食事が台無しです。

(騙されても、ぼったくられても最終的に楽しい思いをしたいと言う人は、予め言って下さい。黙ってます)


さらに別の日。路上でインパキからある物を買った。代金を払った後、商品を詳しくチェックしてみると、割れてる。当然「交換してくれ」と言うと、「それはお前が買った物だから、もはや私の物じゃない。だから知らない」

僕、その場から一歩も動いてないんですよね。


どっちのやり方も日本式では褒められたもんじゃないですが、中国式は人の心の隙を突いた「知的な」やり方で、インパキ式は「無茶のごり押し」で売りつける感じです。日本にいた時もパキスタン人の「アシフ」というやつと付き合いがありましたが、結構やられました。


もちろん、インパキにいいヤツもいますでしょうし(僕は個人的にはいないけど)、日本人にも悪人はいます。

単純な確率論で行くと、インパキには要注意です。


そんなわけで、どっちも評判悪いけど中国式のほうが好き。