WIN5第1RのあおぎりSを分析していきます。

この時期の3歳限定1000万下条件のレースが行われるようになったのは3年前からで、このレースも今年で4回目となります。


過去3年の勝ち馬・人気・厩舎・このレースまでのダートでの戦績

2010年

ミラクルレジェンド 7人 藤原英 2-0-0-0

2009年

ワンダーアキュート 9人 佐藤正 2-0-0-2

2008年

ヤマニンリュバン 2人 西園 2-2-0-2


これだけ見るとすごい豪華面子です。

ダート重賞を背負っていく馬が並びますね。

勝ち馬の共通点は、ダートでの勝ち鞍が全てダ1800mということ。

また、このレースに出走馬は賞金的にはユニコーンSにも出走できた馬がほとんどです。

従って、


・ダート中距離の方が合うのでこのレースを使った

・まだまだ成長途上なので無理に重賞は使わず条件戦を確実に勝ちに来た


こう考えることができます。

今年以上の条件に該当する馬をピックアップします。


グランス(アグネスタキオン) 橋口

ダ1400mでは3着が精いっぱいの馬だが、ダ1800mでは2戦2勝。ここを狙ってくるのも納得がいく馬。

関東オークスと両にらみなので出走してくれば。


ドリームボルケーノ(ブラックタキシード) 木原良

過去はすべてダ1800mで3戦2勝。

父と厩舎だけ見ると、今後重賞戦線までいくとは思い難いのが問題か。


パクサ(スパイキュール) 鈴木康

過去はすべて東京コースで3戦2勝。

ユニコーンSに登録していたりと、このレースへの本気度ははなはだ疑問。


ビービーアックス(アドマイヤジャパン) 手塚

過去はダ1700~1800mで4戦2勝、馬券圏外なし。

青葉賞からこのレースというローテはワンダーアキュート同じではあるが…。


ピエナオリオン(アグネスタキオン) 藤沢則

過去はダ1800mで3戦2勝。

戦績は申し分ないが、この馬もユニコーンSに登録していた。



来週に向けてWIN5を徹底攻略していきます。

本日はその概要をおさらいします。


6/12のWIN5対象レース

1、阪神 あおぎりS 1000万下 3歳 ダ1800m
2、東京 ※ジューンS 1600万下 4上 芝2400m
3、新潟 ※川中島S 1600万下 4上 ダ1200m
4、阪神 ※CBC賞 G3 3上 芝1200m
5、東京 エプソムC G3 3上 芝1800m

※はハンデ戦


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レース条件

ハンデ戦
60%が1,2番人気での決着
別定(馬齢)戦
50%が1,2番人気での決着


こういった事実を知らないとハンデ戦で人気薄を買って別定戦で人気馬だけを選んでしまうこともありますからね、注意が必要です。

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調教師・騎手

リーディング20位以内の調教師が勝つ確率

33%

リーディング21位以下の調教師が勝つ確率

67%


準メインやメインレースが多いWIN5ですが、勝ち馬が分からないから上位の調教師の馬を買っておくという方法は意味がないですね。調教師というファクターだけで予想をしてしまうと痛い目にあってしまいます。


騎手は開催場所によってメンバーが変わるので判断材料にはなりません。

リーディング上位の騎手の勝利数が多いですが、それは他のレース全てにも言えることでもあります。


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まとめ


勝ち馬が分からず、何を買っていいかわからないレースの場合。

・レース条件に惑わされて人気馬中心で買ったり、人気薄だけを選んではいけない

・実力のある調教師を信じすぎてはいけない


明日以降は、それぞれのレースについて分析をしていきます。