カラマーゾフ、読了
帰宅途中の通勤電車で、ここ1か月かかりきりであった、「カラマーゾフの兄弟」5のエピローグまで読み終えた。本の最後の方で少年たちが叫んでいたが、カラマーゾフ、万歳!という感じである。脳みそがけいれんしそうである。読み通したことそれだけがうれしい。ドストエフスキーの生涯と解題が残っているけどそこまで読む気力がない。はじめのころのゾシマ長老の伝記のところとか、うしろのほうのイワンが発狂して悪魔の幻を見たりするところと最後の誤審の章の検事と弁護士がひたすらしゃべってそれぞれ犯罪小説をつくってしまうような展開が面白かった。少年たちの物語も、なんかそこだけは児童小説みたいだったし、いろんなものがたくさんつまっていたなあ。みんなよくしゃべる。みんなといっても書いているひとは一人なのに、一人の頭の中にどれだけたくさんの人が住んでいるんだろう。ドストエフスキーは化け物みたいだな。こうやって書いておいたら途中でやめるのかっこわるいけど、最後まで読めてよかった。ああよかった。くたびれたなあ。