大学の部活動を最後に、僕のプレーヤーとしてのサッカー人生は終わりを告げた、と僕自身思っていた。
大学サッカーを通して見つけた『人を感動させるためにサッカーをする』と言う目的。
自分がサッカーをするのは、好きだからとか、楽しいからとかじゃない。プロになりたいからでもない。

決して上手くない自分でも、ひたむきに自分とサッカーと向き合う姿に、少なからず影響を受けてくれる人たちが周りにいた。
『感動した』と。『お前を見て頑張ろうと思えた』と言われることがあった。

それが、とても幸せなことだと感じ、ただ頑張ることしかできなかったけど、それでも逃げずに頑張ってよかったと思えた。

こんな経験から、

『人を感動させるためにサッカーをしたい、しよう』


そう思えるようになった。
そして、サッカーすら自分にとってはこの『人を感動させる』『周りの人に影響を与える』手段だと言う感覚を持てるようになった。


自分にとって一番の幸せや充実感を感じる瞬間はこれだと理解できるようになった。

だからこそ、これからの人生で、自分が与えられる影響力の範囲を考えて、自分の大事にしているものを得られるのはなんだろう?と考えて、仕事という選択をした。
今度は仕事を通して、自分の大事なものを体現して行こうと。




『自分の大事にしたい想い』を軸に考えたら、大学サッカーで終わりになるはずだった。



でも、ずっと部活動を引退してから、モヤモヤした想いがあったのも事実。
怪我で終え、個人として集大成の年に満足にプレーできず、副将をしてチームと向き合ったのに関わらず、組織としても結果を出すことができなかった。



『これからの俺にとってサッカーだったものが仕事になる。手段が変わっただけだ。』

いくらそう思おうと思っても、悔しさは滲み出てくる。
『社会人では、もう本気でサッカーできない。お遊びのサッカーならたまにやるぐらいでいい。』



こんな想いを抱いていた中で、ある社会人チームの練習の見学に行った。自分がインターンをしている企業のチーム『criacao』(クリアソン) である。




そのチームの練習風景を見たとき、自分の中で湧き上がってくる想いを止められなかった。
土曜日の朝7時半から、海浜幕張という都内の社会人の人たちにとっては決して近いといえないグランドで、40人前後の社会人の人たちが本気でボールを追っかけて、球際戦って、走って、声出していた。

その熱量に、その本気でサッカーと向き合う姿に、自分の中から湧き上がってくる想いがあった。


社会人になったら『本気でサッカーをできない』そう決めつけてしまっていた自分。


怪我で大学サッカーを終え、副将としてチームに向き合ったにも関わらず、結果も、その先にある大切なものも体現できなかった、示せなかった。



そんな想いを消せずにいた自分に、
『まだ本気でサッカーと向き合える』



そう思わせてくれたチームだった。







ただのビジネスマンになるのは誰でもできる。

ここでサッカーを続けることで、さらなる付加価値を自分自身に与えることができる。


ここからさらにサッカーを続けることで繋がる人たちがいる。出会いがある。学ぶことがある。

社会人になるからきっぱりサッカーをやめることは、これまでサッカーに投資してきた時間を無駄(サッカーを通して得た学びは必ず生きること前提)にしてしまうようなもの。ここからさらに投資することで、自分の力になってくれる。まだサッカーに頼ってしまうことになるかもしれないけど、それ以上の価値はサッカー界に返してきたい。


僕がサッカーを続けるはまだある。
まずは次の引用させて頂いた文章を読んで頂ければと思う。
以下引用文
---------------------------------------------------------------------------
100万人に1人と言うのはオリンピック選手になるのと同じです。
じゃあ今からオリンピック選手を目指すんですかと言われてできる人はいません。
それこそ本当の100万人に1人だからです。
じゃあどうすれば良いのかと言うと、
「100人に1人になれば良い!」
と言う考え方です。
100人に1人だったらそんな難しくないですよね。
この100人と言うのは、スカイダイビングをやったことあるのは日本の100人に1人だから100人に1人の存在だ!と言う勘違いはしないでください。
スカイダイビングだとしたら、スカイダイビングをしている人の中で100人に1人の存在ということです。
料理が得意だとしたら、料理が得意な人の中で100人に1人です。
それだとちょっと難しいんじゃ・・・。と思う方もいるかもしれないです。
じゃあどのくらいやれば同じ分野で100人に1人の存在になれるのか。
それは「1万時間費やす」ということです。
1日8時間、週5日で約5年です。
これだけやれば、どんな分野でも100人に1人になれます。
分野によってはこんなに必要ないです。
正直1年かからなくてもトップになれる分野もいっぱい存在します。
ですので、年数をかけて100人に1人の存在を目指して見ましょう。
20代で1つ
30代で2つ
40代で3つ
この、100x100x100を40代で達成することにより、「100万人に1人の存在」になれるということです。
そして、同世代では1人の存在になれます。

----------------------------------------------------------------------------------
引用終わり


僕はこれをより早い年齢で実現できればと考えている。
そこで、改めて、ここから社会人でサッカーをすることを考えてみた。
実際、僕の周りにはサッカーの繋がりがたくさんある。でも周りを見渡して見ても、小学生からサッカーを続けている人間ですら、大学で辞める人がほとんど。
小学生から社会人までサッカーを本気で続ける人間は、すでに一つの100分の一に値すると考えた。
ここから、社会人になりビジネスに『1万時間』かければ、もう一つの100分の一が出来上がる。

そうすれば、僕にとって後一つ『100人に1人』なれるものを見つけることができれば、
100x100x100で、

10000人に1人の人間になれる、と考えたからだ。


以上が僕が『社会人でもサッカーを続ける理由』になる。


とはいえ、ただ単にサッカーが好きなんだとは思う。
あの、ピッチに立った瞬間の心臓がドキドキする感覚。体に血が通ってワクワクする感覚。

今から始まる勝つか負けるかギリギリの戦い。真剣勝負。
そう思う瞬間、『楽しみだ。この感覚があるからサッカーはやめられない』

僕もサッカーに取り憑かれた人間なのかもしれない。


社会人サッカーやりませんか?




 

最近読んだ本で、僕自身が深く考えさせられた一文です。

以下、引用 リーダーになる ウォレン=ベニス
ノーマン・リア
(省略)『…でも一瞬一瞬を切り取れば、人生の大半は小さな成功で占められているのではないでしょうか?小さな成功に出会うたびに心の中で感謝するーー大喝采が起きるまで待つのは愚の骨頂です。そんな成功稀にしかやってこないのですから』
小さな成功をなしとげた自分に拍手し、ささやかな成功に感謝することは、人生の一瞬一瞬を味わうための素晴らしい方法だ。それは自分で自分をつくりあげ、自分の手で人生をつくりだすための一歩でもある。