子供には、子供の社会があります。

いくら、育てているのが親であっても、親に見えない子供の社会があります。

学校で、遊び場で、塾や習い事。
野球やサッカーの中で

大人の社会のミニチュア版の世界が広がっています。
大人になるための擬似体験では、すまないような初体験を繰り返しています。その中で親から庇護されてきた家庭の中から、少しずつ大人に近づいていきます。
悔しい思い、悲しい思い、辛い思い。楽しい思い、嬉しい思い、歓喜。

それを、体験することで感性が磨かれていきます。

親が、子供を守ってあげられるのは小学生までです。その年代に沢山の経験をさせてあげることが、大事です。

それは、一人立ちしていくための手助けで無くてはいけません。

辛いことも、悔しいことも、一人でも乗り越えて行けるようにしてあげなければいけません。

悔しさや、喜びを、短い時間の中で沢山感じられるのが、サッカーです。

一人じゃなく、仲間がいることも・・
子供は、親の所有物ではありません。親の思いや、親の感情で子供の気持ちを奪うことは、あってはいけません。

サッカーのプレーの指示も一緒です。
家でも外でも、良い距離感が子供を育てます。

残念ながら、熱すぎると子供はのびません。

20年
子供を見てきた実感です。

kei.kouzu



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