27℃の室内を出て
パティオを横切り郵便受けに
あるいは階段を降りてゴミ捨て場に行く。


出会う住人との挨拶は決まって互いに

「お暑いですね〜」


そんな暑さの中
豊かに実っていく13本のオリーブたち。




スペインのオリーブたちは
昨年、水不足で多く立ち枯れたというが

此処では
ボランティアの毎日の水やりで
日光も水も潤沢だ。


けいあゆも水遊びを兼ねて
ボランティアを引き受けている。



うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ


そんな猛暑の中の日常にも
否応なく"その日"は近づく。


過日、奈良のwakoさんが
ご家族と厳島を経てヒロシマを訪ねられた折の記事を読み、

十数年前、母と弟と孫との旅の途中
ヒロシマを訪ねたことを思い出した。





ヒロシマはその時が初めてだったが、


九州福岡のはずれで育った私には

長崎は家族でよく訪ねた場所で


小学校の修学旅行も

"雲仙長崎"だったのだが、


その長崎の原爆資料館を訪ねた折の感想を

学校通信?に載せるために書いたことを覚えている。



それは小6ながらも

"書きたい""書かねば…"という衝動に突き動かされて、


しかも

「みんなに書かせてもどうせおまえの書いたものが一番だろうから…」

という理由で先生に指名されて

みんなの授業中に

ひとり先生の机で書いたもので


たかだか小学生の作文ではあるが


おそらくは

書くことに目覚め

文字のチカラを意識した最初の機会となったように思う。


長崎…はその契機、

ちょっと大袈裟だが

見る、読む、考える、書くということを生業とし生き甲斐としてきた私の原点である。



日常の中、

自分の原点や

平和を希求するココロを見失わないように


『黒い雨』『ヒロシマノート』を読み返したいと思う。




うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ



夏には夏のお楽しみ…


旬の魚、太刀魚を煮た。

母がそうしていたように

まず素焼きにしてから甘辛く煮付ける。

新潟の椎茸を焼いて添えた。





刺身用の鯛は昆布だしの小鍋で

しゃぶしゃぶにして愉しむ。



揚げ茄子の味噌ダレかけ



もやしの胡麻醤油かけ



タンパク質とビタミン、

そして食物繊維、

なるべく低糖質、

そんなごはん作りを楽しんでいる。


もちろん夏バテ知らずだ。



そして

晩夏のお楽しみがもう一つ…


minneを覗いて

絽の着物で作られたトップスに出会った。



古い着物もリメイクのチカラで

見事に蘇る。








立秋過ぎたら…


紫の絽に桔梗を咲かせて

街歩きを楽しみたいものだ。