久しぶりに、
拒食症になった女の子の話をしてみたい。
女の子の母親は優秀だ。
頭が良い、
外国と行っても広いが、
日本人よりも外国人的な考え方かも知れない。
とりあえずみんなに同意しておく、
人の意見に、すぐに反論はしない、
というような対応が日本人的とすれば、
彼女は違う、
人がある発言をすると、
「それは違うと思う」すぐに言う。
もちろん、反対のための反対ではなく、
意見交換だから、
自分の意見を率直に言うのは望ましい。
けれど、たいていの日本人はそうしない。
同意をしたうえで、矛盾を穏やかにしてきしたり、
こんな考え方もできるのではないか、
などと、相手が気分を損ねないということを考える。
女の子は、頭が良くて、母親が好きだから、
母親の考え方のまねをする。
これは、おかしいと思ったら、
学校の決まりでも守らない。
小学校でも普通の子ではレベルが合わないから、
話を合わせようともしなかった。
けれど、中学生くらいになると、
周囲の子も成長してくる、
議論で負けても、
他のことで攻撃してくる。
周囲が見え始める年頃になると、
自分の考えや態度は間違いではないかと感じさせられる。
一人で過ごす、学校の時間は長い、
誰も、自分を助けようとしない。
母親にはある信念が、
その子の場合は所詮借り物だ。
まだ、周囲に立つ波風を
受け止める力がついていなかったのだろう。
女の子が、施設で、
穏やかに過ごせるようになると良いが、
社会から切り離された世界だけで生きるのなら、
それも望ましいことではない。
大人でも、お金や出世など、
何かに注意を集中し続けると、
やがて他の物は、全く意識しなくなる。
子供でも大人でも、
気持ちのバランスを保つことが重要だ。
それは、バランスの取れた食事や、
身体の調子にも影響するが、
毎日何度かは、
気持ちを自分の目標に集中することが必要だ。
