梅雨、どこ行ったんでしょうね?
投稿を終えてから忙殺されたり家族慰安旅に連れて行ってたり忙殺されたりしている間に、思いがけず私にしてはたくさんの方々に見ていただいていると慄いております。隅っこ暮らしをしているものですから、嬉しいと共に怖いとかも感じますし、でも臆して隠れるのも違うと考えていますから、大変光栄な事だと思います。
閲覧、ブクマ、いいね、どれも励みになるもので、本当にありがとうございます。
総合カテ 紺屋本丸 前編
小説カテ 紺屋本丸
6/18のしょくんばプチのエア新刊でもと思って書き始めたものでしたが、今書きたいのはそっちじゃないなといちんばメインに据えて作文したものが「紺屋本丸」です。
横書きに慣れない旧文明の人種であるのとコピペ防止も兼ねて画像での投稿をしておりましたが、今となればそんなものですね。今回は小説カテも同時投稿いたしましたが深い意味はなくて、現パロは小説カテのみでやっていますので、同じように触れる機会を作りたかっただけなのですw
web上での公開の癖にページ数を気にしてしまって碌に書き込めなく(時間のなさも手伝いましたが)何となく話の持って行き方(関連性、そう至るまでの気持ちの持って行き方など)が薄いなと、不甲斐ない;
書きたいものを書きたいだけと言うわりに書き込みが薄いなんて情けないとも感じます。でもすべてを書けば良い訳でもないと、妄想の余地は必要だとも思います。
本文に必要ではないとその時に判断したのは自分なので、反省しつつこちらで弁明させていただきました。
以下ネタバレ要素がございますのでご注意下さい。
紺屋の始まり
2014.10に出した創作BLの本の中に藍染を扱う作品がありまして、いつもの悪い癖でもあるのですがさらっとweb上で調べて済ます過程のキーワード的なものの中で「蜂須賀家」「猿田彦神」「藍染」と言うのが出てきたのです。藍染を調べる過程の最初に出てきたものですから、きっと大事なものだろうと、でもその時のお話しには必要ないものでもありました。
当時はもちろん刀剣乱舞はリリース前で、私はリリース1年後に始めて、野分と言う審神者を作り上げた訳です。
野分陣を書き始めた時は忘れていたのですが、お守りの件を友人と話して妄想を膨らませ、「ん?」と思い出したのです、「蜂須賀って蜂須賀?」そしたらもう止まらなくなりました。
忘れていても私の中に蓄積していたんでしょう、次々にあれこれ考えて一度妄想を形にしてしまおうと「紺屋」と言う短編を書いたのです。
紺屋の姿、最初は猿面(若しくは天狗面)を掛けていましたが、そんなあからさまなとも思いやめました。紺色の着流し、手首から先は藍に染まる、煙管をふかして飄々としている、普段はこれで充分だと思いまして。
「猿田彦神」のお姿は是非とも個人的にお調べください、そこまで語る程の野暮は致しませんw
ただ、私の解釈として先導するもの、先を照らすものがあったのと、刀剣と比べて歴史が古いので単純に考えて強い!があったのはお話しておきますw
それに加えて庚申塚、道祖神など民間信仰も併せ持ち、現代にもきちりと受け継がれて信仰されている事から「現代人」としても認識があると仮定しております。(だから本丸の設備が最新式なんですがw)
強いが為に内面を透かしてしまう、言い換えれば内情を知られるのですから私としては最強だなと、屈強な奴らを束ねる主は強いものですから、これ以上に嵌るものはいないのではないかと思いました。
あまりこの設定に固執しますと読者を置いてきぼり、若しくは選ぶ事にもなりますので、何だろうと疑問に思ったらみなさんも調べるだろうぐらいに留めておきました。個人的にはこう言った背景は面白い要素のひとつでもあるのですが、話を読みたいだけの方(短絡的にRだけ読みたい方)も多いのは感じておりますので我慢しますw
陣と本丸
個人的な拘りです、それにきちんと書き分けが出来ているかと言えば勢いで書いているのもあって謎です;
陣=出陣している本丸
本丸=出陣していない本丸
本丸=すべてを総じての本丸
なので、諸々あってのフィーリングです(キリッ
野分陣と紺屋本丸
常々申している事ですが「世界は繋がっていると面白い」と言うのがあります。創作BLの方でもこれを標語にいくつものシリーズを作り出しているのですが、ひとり遊びも楽しいものですw
この刀剣の世界は更に面白いもので、同じ世界軸でありながらも他軸でも問題がないと言う、何てバラエティーに富んだ世界なのだろうと、私の悪い癖その2の捏ねくり回すのが捗るものです。時空ゲート万能、ありがたいとやりたい放題が出来ますね。
私の頭の中ではすっきりしてはいても、文に書き出すとそれが伝わるのか……精進いたします;
紺屋のいちんば
一期は基本的にないものねだりをする人ではないと思います。でも羨ましいときちんと認識もしているので聡い人でもあると、望む力は止められないものですよね。羨ましいのと嫉妬は同じものです。
顕現する前の刀の状態でも意思はあると考えています、だから本文に出てきた三日月は顕現を拒否していました。すなわち状況を知り判断し、誰が自分を拾ってくれたのかも分かる、鍛刀も同じだと思います。
さて、ゲーム上でもドロップは時の運です。物欲センサーも良く働いてくれますが「来い!来い!来て下さい!」って心の中で祈っている方も多いと思いますが一期だって同じでした。戦闘に出られない一期にとってあの一戦は賭けにも似たものですから、物欲センサーの完敗でしたねw
ソウルメイトと言う考えがあります、作中ではこうは書きませんでしたが、特にこの二人にはこれを意識して作文しています。強く呼んだもの、それに応えたもの、野分のいちんばもこれに近いものを意識はしています。
今回オメガバース設定もお借りしていますが、これもソウルメイト的なものを感じさせます、オメガ設定の魂の番なんてまんまじゃないかとひとりぐふっと笑ってもしまいましたw
私の山姥切国広はあまり卑屈ではなくて、望まれているだけで嬉しくなる単純な子だと思います。写しであるのを気にはしていますが、だからオンリーワンに弱いのだと。
互いの為に存在しているような紺屋のいちんばですから、本文中の表現「嵌る相手」は確かにこの二人の事なのでしょう。
紺屋のくりつる
伽羅は末っ子気質だと思っています、国永は年長者。若い子には勝てない姉さん女房……にはならないのは何故だ!?w
この二人は話の上では説明役だったり場を繋ぐものの位置に据えました。だから慣れ初めとかそう言うのはいらないと最初から添え物状態……だが後になって物足りない←
いつかリベンジはしたいと思っていますw
鶴丸国永について
総合カテ14頁・小説カテ3頁にて国永がだだをこねていたのは外に出たいからではなく、光忠が思いつめているようなので気にしていたのでした。伽羅が行くと言うと大人しくなったのは伊達の絆のようなものです。これで歌仙が行くとなったらきっとずっとごねていたと思いますw
でもそこでこの説明を入れたら……ちょっと話をぶった切る気がしまして省きました。
ここの他にも壊滅的な料理音痴のシーンもありましたが、以前に好きで見ていた動画にて「悪戯好きキャラだからってしすぎないで(要約)」とコメをしている方がいらっしゃったのを思い出します。そう言うキャラにしてしまうのは軽率ではあるのですが、その裏に隠れているものもそうとは書かれていなくとも感じ取って頂きたいなぁとも思います。前後を読んで(離れている時もありますが)対キャラを鑑みてからその関係性を踏まえての行動だと、少なくとも私は考えたいと思っています。端的にこう行動したからこうだ、みたいのは勿体無い。裏に描かれたものを読み解く(妄想する)のが物語の楽しみ方でもあると思います。
私は小心者でもありますので、やはりここで言い訳みたいに書いてしまう訳ですが、私の国永は仲間思いの良い奴ですよ。
紺屋の燭へし
ひとつ恐れている事がありまして。
光忠がただの博愛主義みたいに取られてしまわないか、しっくり来る言葉が出てこなくてぼやけてしまったのも原因でしょうが、書いている時は長谷部を追うので精一杯でした。
二次の世界では良くある切っ掛け←で好きになり、それを失って、でも次第に安定もしたように見えて、この長谷部を見つけた時に何を思ったとか何を重ねたとか、本文では書き込めなかったなぁと。
蛇足になりそうでこれ以上は語れませんが、もう少し何か出来たのではとも考えます。
長谷部A(光忠の以前の陣)と長谷部B(紺屋)はAはしっかり長谷部、Bはちょろべですかね、でもBにとって最大の欲しい言葉を言われたのだからちょろいと言われても抗えないでしょう。元が似ていたのだとも思いますから、光忠は戸惑いなく受け入れる事が出来たと思います。きちんと別人であるのも認識していますから、そこのあたりは心配はありません。別人と認識出来ていたのは折れたAを所持していたからもあるのでしょうし、でもそれだけ大事にしていたものをあっさり連結しても構わないぐらいにBを大事にしているとも考えたい。
あれ?なんで自分で書いたのでこんな推敲してるんだ?(投稿する前にしましょうねw)
薬研藤四郎について
人前では基本的に「兄貴」呼び。周りに人がいない、弱っている時や気が抜けてる時は「いちにぃ」呼びになる。あ、おねだりする時もしそう、一期も分かってて呼ばせている感、素直に甘えたらいいんだよと思います。呼び方で判断もしているのかなとも思いますので、良いバロメーターですね。
寝相については彼にはダイナミックであって欲しい願望と、根の部分は寂しがりやであって欲しいのと、混ぜた結果があぁなりました。いちんばおせっせシーンでの対象的なものも併せ持たせたのですが、私の目が腐っているのできっと薬研さんもセクシャルにも映ると思います、おまわりさん私です。
比較的長い作品でしょう、好き嫌いも多く孕んだものでもあるでしょう。そんな作品ですけど本当に暇つぶし(玉拾いしながら)の慰めにご覧いただければ幸いです。
もっと言うべき事があるような気もしますが、今のところで補足したいのはこれぐらいですからもうやめておきますw
ありがとうございました( ・ ㅅ ・ )!
ところで、太鼓職人と鈴職人を探しております。
これ絶対間に合わないだろ!?!?
泣きたい気分です_(;3」 ∠)_