モノの色 | 啓project(生涯学習応援project)

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こんにちは。
啓projectです。


以前の色彩検定の講座のときに


「色は光」

という話をしていました。



「モノはその光を反射しているから

その色に見えるんですよ」


というお話をしていると、

受講生の方から質問が出ました。




「モノは最初からその色だから、

その色に見えるんじゃないんですか?

これは緑のモノだから緑に見えていると

思うんです」




と質問されました。



とても意味がわかります!!


ぼくもそう思っていました。





色が光だと言われても、

ほんとにそうなのかなあ。

持って生まれた色なんじゃないのかな?と。





たぶん、色について勉強を始めたときに

もしかしたら一番最初に疑問に思うところかもしれません。





今日は物理的な「色」についてお話していきますね。


もしかしたら心理的な色の見え方などは違うことも

あるのかもしれません。






自然光(太陽光)って白く感じますよね。

でも白い光というものはありません。


白という色は、

全ての光を足し合わせることでつくられています。

(加法混色のお話)





その光を、プリズムを使って

分光してみせたのがニュートンさんです。



分光というのは、自然光を

虹の色のように見せるかんじです。

それによりいろんな色が混ざっていることが

証明されました。




じゃあ、モノが緑色に見えるのはなぜか?


というと、


そのモノが、緑の光を多く反射しているからです。

他の色は吸収しています。




モノには持って生まれた色があるんじゃないの?

といいましたが、

モノには持って生まれた「分光反射率」というものが

あります。




どの色を多く反射して、どの色を吸収しているかというものです。


これにより色が見えています。


もちろん材質や光沢などでも色は変化し複雑になります。



こんな説明をされてもしっくりこないかもしれませんw





光のない世界、真っ暗闇だと

色は見えません。

だから色を見るためには光が必要だと

思っておいてください。






光をすべて反射していると白っぽく見えて、

光をすべて吸収していると黒っぽく見えます。


白いTシャツが涼しくて、黒いTシャツが暑いのは

そういう理由もあります。



モノに色がついているように見えるのは、

その色を多く反射していると思っておいてくださいw






今日は物理的な色の見え方のお話でした。

雑学として、知っておいてもおもしろいと思いますw



加法混色については以前のブログを見てください☆

(→ 加法混色




それでは!

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