啓projectです。
いきなりですけど、問題を出しますね。
答えはいろいろとあると思います。
ちょっと自分なりの考えを出してみてください。
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あなたは商人です。
今日も川の向こうの市場まで
塩を売りに行きます。
塩はロバに乗せて川を渡って歩いて行きます。
ある日、
ロバが川底でつまずいて転び、
大量の塩が川に溶けて流れてしまいました。
次の日も塩を売るためにロバに乗せて
川を渡っていると、
ロバはまたつまずき、塩が流れてしまいました。
ロバは、川でつまずくと荷物が軽くなることを覚えて
わざとつまずくようになったそうです。
さて、あなたはどうしますか??
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こんなお話。
「最初から乗せる塩を少なくする」
という案もあるでしょう。
「川は渡らない」
というのもあるかもしれません。
他にもおもしろい案があれば教えてくださいw
このお話は、
紀元前の数学者タレスの逸話として残っています。
(Wiki参照)
タレスはどうしたと思いますか??
タレスは、ロバの荷に海綿を詰めます。
そしてロバがまたつまずくと
海綿が水を吸って荷物が重くなりました。
それからロバはわざとつまずくことが
なくなったそうです。
なるほど!
軽くなるはずの荷物が逆に重くなったら
わざと転ばないですよね。
逸話なのでどこまで真実かはわかりませんが、
数学者らしい発想のような気もします。
ちなみにこのタレスは、
円周角などに名前が残っていて、
「直径がつくる円周角は直角になる」
これがタレスの定理と呼ばれています。
紀元前からこんなこと考えてたと思うと
すごいですよねw
かなり数学などの分野も発展していたようです。
今回のお話も、逆転の発想というか、
視点を変えるとおもしろい方法が
見つかるということかもしれません。
一方向から見るのではなく、
全然違う方向から見てみるのも
いいかもしれませんね!
それでは!


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