色はなぜ見えるの? | 啓project(生涯学習応援project)

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こんにちは!
啓projectです。


今まで色の話をたくさんしてきましたが、
なぜ色が見えるのかという
一番基本的なことの話をしてませんでしたw

というわけで、今日のお話です☆


色ってなんでその色に見えると思いますか?

「それは赤だから」とかでは
説明になってませんよねw


色を見るために必要なものが3つあります。

1.物体(見るもの)
2.目(視覚)
3.光

です。

物体と目が必要なのはわかると思いますが、
実は光も重要なんです。


光がないと色は見えません。
真っ暗闇です。
(それは「黒」という色だ!というツッコミはナシでw)


太陽の光は白く見えています。
しかし、白い光というものはありません。

以前、加法混色の話をしましたが、
全ての色が混ざり合って白がつくられています。

太陽光は
赤~紫まで、光の波長の長さによって色が違って見えます。
それらの色が混ざり合っています。



それでは、なぜ色が見えるかという本題です。

ここに赤いリンゴがあったとします。


物体にはそれぞれ、どの波長の光を
多く反射しやすいのかというものがあります。
(分光反射率と呼ばれます)


赤いリンゴは
波長の長い光(赤)を多く反射しています。

そのため、赤く見えます。
他の波長の光は反射せず吸収しています。



つまり、赤いリンゴは
赤い光を多く反射して、ほかの色の光を吸収しているということです。

他の色についても同じことが言えます。
その色の光を多く反射しているからその色に見えています。


白という色は、
どの波長の光も均等に反射しています。
そのため夏には白が涼しく感じられます。


黒という色は
逆に光をほとんど吸収しています。
なので虫眼鏡の実験などで黒く塗ったりしましたよね☆

そういうことです。


色の見え方は、
光沢だったり、モノの材質などで反射の仕方が変わり
さらに複雑な見え方になったりします。

おもしろいです☆


ということで今日は色がなぜ見えるのかという
お話でした。

これは色彩検定3級の内容にもなっています。



それでは!
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