鳴神 恵の天地無用!

鳴神 恵の天地無用!

マンガ、アニメ、映画、時にはアイドルを読んでくださる皆様に、ご紹介したいと思います。
少しでも、お役に立ててればと想い始めさせていただきました。
始めたばかりで、稚拙な部分が多いと思いますが、なにとぞご容赦を。

Amebaでブログを始めよう!

きっかけは伸(玉森裕太)が高校時代に好きだった「忘れられない本」

そこから「レインツリーの国」というブログの管理人であるひとみ(西内まりや)とメールで繋がり、会ったこともない彼女に惹かれていく。

「直接会いたい」という伸。

「会えない」というひとみ。

頑なに直接会うことを拒む彼女には、言い出せない「秘密」があった・・。

「秘密=感音性難聴」を抱え、自分の殻に閉じこもっていたひとみ。

パソコンの中に作ったブログ「レインツリーの国」は、唯一、耳のことを負担に思わず、自由にのびのびとふるまえる場所。

そこに伸が現われ、ひとみに変化がおとずれる。

想い合うあまり、傷つき迷うふたり。

伸とひとみの奇跡の出会いが、本当の“障害”を乗り越えたとき、

現実の世界にふたりの「レインツリーの国=ときめきの国」を見つけることができるのか。

 

監督・・三宅喜重

脚本・・渡辺千穂

原作・・有川浩(『レインツリーの国』角川文庫刊)

出演・・玉森裕太、西内まりや、森カンナ、阿部丈二、山崎樹範、片岡愛之助、矢島健一、

麻生祐未、大杉連、高畑淳子

                                                                                                                              

 

障害があるから一歩踏み出せない。

たしかに、そこに踏み込む勇気というのは結構神経を使うことだと思います。

私も、メガネがなければ何も見えません。

ですが、人に偏見を持たれることはありません。

一体この差はなんなのでしょう。メガネは見慣れているから、でも補聴器は見慣れない。

それだけなのでしょうか?

そんなことを考えながら観ていた作品です。

理解してくれる人って大切ですよね。

そういった人がそばにいてくれて、なおかつ一歩踏み出せる勇気をくれる。

そのひとに応えたくて、自分から一歩出てみる。

おのずと自分では変えられなかった世界を変えていってしまう、そういった作品でした。

私が恋愛映画を好きなのはそういったところが、描かれているからだと思います。

自分にもリアルを変えてくれる人が現われてくれる事を信じたいですね。

芸能界の嘘とリアル

俳優・白木蓮吾(中島裕翔)が、突然死んだ

第一発見者は幼い頃からの親友・河田大貴(菅田将暉)

蓮吾に何が起きたのか?動揺する大貴は、6通の遺書を手にする。

遺書に導かれ、蓮吾の短い人生を綴った伝記を発表した大貴は、一躍時の人となり、憧れていたスターの地位を手に入れる。

初めてキャッチボール、バンドを組んで歌った学園祭、幼馴染のサリー(夏帆)をとりあった初恋・・・。

輝かしい青春の思い出と、蓮吾を失った喪失感にもがきながらも、その死によって与えられた偽りの名声に苦しむ大貴は、次第に自分を見失っていく。

なぜ、蓮吾は死を選んだのか?蓮吾の影を追い続ける大貴がたどり着いた“蓮吾の死の真実”とは・・・。

≪幕開けから62分後、“世界が変わる仕掛け”で、もうひとつの物語が生まれる≫

 

監督・・行定勲

脚本・・蓬莱竜太、行定勲

原作・・加藤シゲアキ(「ピンクとグレー」角川文庫)

出演・・中島裕翔、菅田将暉、夏帆、岸井ゆきの、柳楽優弥、小林涼子、宮崎美子、

マキタスポーツ

                                                                                                                              

 

映画ならではの見せ方(魅せ方)。

観る人によって解釈が変わる映画だったと思います。

現実と虚像、嘘と真実、それらが入り混じって圧倒されました。

自分が観ていたものは、いったいどっちだったのか・・・。

観たいものだけ見ていたのではないのか?

現実っていったいどういった事だったのか・・。

そういったところをくすぐられる作品でした。

見終えた後、自分に置き換えて考えてみました。

友人、家族、恋人、ちゃんと理解して見られていたのか?

その答えは、未だにわかりません。

ですが、今後は理解して見ていけたらと思っています。後悔する前に。

もしも、10年後の自分から手紙がきたら

もしも、大切な人を失うと知ってしまったら

あなたは、どうしますか?

高校2年生の春。

10年後の未来の自分から、一通の手紙が届いた。

そこに書かれていたのは、転校生の翔(山崎賢人)を好きになること。

そして翔が1年後には、死んでしまっているということ。

初めはイタズラかと思ったが、書かれていることが次々起こるので、菜穂(土屋太鳳)は次第に手紙を信じるようになっていく

なぜ翔を失ってしまったのか?

26歳の自分と同じ後悔を繰り返さないためにはどうすれば?

翔は、救えるはず。

いま、後悔していることは、きっとどれも「できたこと」のはず。

10年後の想いを知った菜穂の

運命を変えていく日々がいま、動き出す。

 

監督・・橋本光二朗

脚本・・金子ありさ

原作・・高野苺『orange』(双葉社刊) 月刊アクション連載

出演・・土屋太鳳、山崎賢人、竜星涼、山崎紘奈、桜田通、清水くるみ、真野恵里菜、鶴見辰吾、森口瑤子、草村礼子

                                                         

 

タイムパラドックスを恋愛映画で観せられるとは思わなかった。

一見、よくある恋愛映画、青春映画だと思っていたのですが、未来を知ってイマを変えるといった発想は本当に面白かったです。

生きてきて後悔している事なんて、沢山あるはず。

でも、変えてしまったら本来あるべき未来から外れてしまう。

それでも、後悔している未来を変えたい。

大切なひとを救える事が出来たのだから。

人はやっぱり一人では生きていけないのですね。

そして、人はもろい。後悔も多い。

そういったところも描けている感動できた作品でした。

タイムパラドックスとパラレルワールドを両方組み込んでくる作品、しかも青春恋愛映画、こんな発想の恋愛物語あまり見たことがないですね。

いろんな要素がてんこ盛り、スピード感も悪くない、結末もスッキリ。

今まで観てきた恋愛映画の中で、かなりおススメできる作品ではないかと思っています。