今日も一応ブログはアップしましたが、

いつもの過去への振り返りを少し。。

(しばらく続きを書いていませんでしたが・・・苦笑)



【シーンを賑わすDJをブッキングしよう】


私は、その神戸のイベントが終わってからもずっと、

日々の生活の片隅で、そのイベントで一緒にやったDJと

何か出来ないかを考えていました。



結論から書いてしまいますと、


自分でイベントをおこしたのです。


しかし、最初のイベントをやらせてもらった

自分がバイトしているバーでは

大きさ的な面や、音的な面で、ちょっと心もとなかったので、

まずは場所探しからはじめました。


ただ、当時一応神戸のクラブには一通り面識があったこともあり、

その時にはすでに色々なクラブでDJをやらせてもらっていましたので、

キャパ的な面でも、音的な面でも、

そのイベントが開催できる場所には心当たりがあり、

あとは、そのクラブのオーナーにお願いするだけでしたので

場所探しという面では困りませんでした。


しかし、規模が今までよりも大きくなることから、

その当時、私が主催するイベントで主流であった

チャージバックではなく、

「ハコ貸し」でお願いすることにしたのです。


「ハコ貸し」とは、単純に決められた場所代を

チケットの売上げから支払う形態です。


お願いしたイベントの場所ですと、

私がそのクラブでDJをやっていたことから

特別料金で貸していただくことができ、

金額でいうと、確か15万円~20万円弱だったように覚えています。

そして、そこに出演者の方のギャランティが加わります。


ただ、学生時代の15万円~20万円です。。

大金です。。。

加えて、いくらぐらいかかるのか

まったく想像もつかないギャランティもかかります。


もちろん、私は毎日のレコード漁りで、

財布の中はスッカラカンです。(苦笑)


はっきりいって、赤字になるとかなり困ります。

というか、困るどころか破産です。。。


親に頼ることは全く考えていませんでしたが、

頼ったとしても、そもそも「DJ」という世界を全く知りませんし、

理解もありませんでしたので、たぶんダメだったでしょうね(笑)


正直、バイト先のバーのマスターに借りようか、

そのクラブで返すまでただ働きしようか・・

なんてことが、現実的に頭をよぎりました・・・。


しかし、そのリスクを負ってでも、

実現したいイベントだったのは事実です。


「やるしかない!」


そう決意した私は、頭の中にあるプランを、

クラブのオーナーに打診して、とりあえずのOKをもらい、

いよいよ、そのメジャーDJ に出演交渉です。


正直、一回一緒にやったとはいえ、

神戸のちっぽけな街のちっぽけなDJです。

自分でイベントをやっているとはいえ、

とりとめて関西で有名なイベントをやっているとか、

DJとしての知名度があるとか、実績もなにもありません。


しかも、本人に直接聞いた電話番号でもありませんし、

突然電話するなんて、はっきり言えば失礼です。。。


まるで、初めて告白する時のように、

何度も電話をかけかけて、受話器をその度に置いたのを覚えています。

本当に心臓の高鳴りと緊張の中、

何回か電話をとり、やっとかけることができたのですが、

結局留守でした・・・。

その日はとりあえず、留守電にメッセージをいれて、

次の日再度電話をかけました。


そして、その電話がつながったときには、

正直、声がうわずっていたのを覚えています。


「あの・・、昨日留守番電話に

メッセージを残しましさせていただきました、

神戸いや関西のDJのやっております○○ですが・・・、

今度、神戸でイベントの、をやりたい予定で・。。

是非、お願いできないでしょうか・・。」


緊張でのどが渇き、

気持を抑えるためタバコを何本も吸い、

手に汗にぎり、しどろもどろながら、

なんとか気持を伝えることはできた(?)と思います。


しかし、返答は以外に早く、


「週末だとこの日とこの日のスケジュールが

今のところあいているので、その日なら都合がつくよ。」


との返答が。


「わかりました!!ありがとうございます!!!

クラブの日程を調整してすぐにご連絡します!!!」


さっきまでの緊張がウソかのように、

きっぱり言えたのも覚えています(笑)


そして、ついにブッキングが成功したのです!!


さらに、私の周りには、ありがたいことに

幸運を連れてきてくれる人間がいつも誰かしらいてくれて、


今回の幸運を連れてきてくれた人は、

そのイベントの少し前に、

通常行っているイベントのポスターの募集をみて、

手伝いたいといってくれた女の子でした。


その女の子の話によると、

友達のひとりに、同じ系統の音楽をやっている

別のメジャーDJの彼女がいるというではないですか!

しかも、そのイベントに呼んでくれるとも言ってくれたのです!!


私はすかさず、お願いしてもらうことにしました。


結局、そのイベントには世の中のDJシーンを賑わしている

トップランナー的なDJが3人も、

参加してくれることになったのです。

 

これは、本当に夢のような状況であるだけでなく、

それだけに、中途半端なイベントにはできないという、

責任がずっしりとのしかかってきた記憶があります。




ちょっと余談ですが・・・、


今思うと、その女の子には、「非常に申し訳ないことをしたな。。」と

今でも胸の痛む想いがあります。。


その彼女が手伝ってくれるきっかけになったポスターには、

下の方に、「イベントを手伝っていただけるスタッフを募集!」

とだけ書いていたのですが、

それだけ見ると、何らかのイベント運営を行っている会社組織で、

働いてくれるアルバイトや社員を募集しているようにも一見みえます・・

しかし、実態というか内情は、学生が始めたイベントで、

スタッフ募集という言葉は、社員やアルバイト募集という意味ではなく、

単純に、「楽しんでボランティア的に手伝ってくれるひとを募集しています。」

という軽い気持からの言葉でした。


もし、その彼女が前者を考えて来てくれたのなら、

その気持に応えることはできませんでしたし、

なにより、その子を騙していたようで、本当に申し訳ないことをしたな。。

と、深謝の気持でいっぱいです。


そのほかにも、数々の失敗や懺悔はありますが、

この彼女に対する気持ちはいまでも忘れられません・・。

ここで言うのもなんですが、


「本当に、ごめんなさい。。」




《では、続きは次回以降で。。》



■アンケートのお願い


目標まで、とうとうあと4人になりました!!

本当に、もう少しで目標達成なのですが、

いよいよアンケートの締め切りが目前に迫ってきました・・・。

目標を達成できるか、できないかは、

本当にみなさんのご協力にかかっています。


ラストスパートのご協力をお願いします!

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アンケートへのたくさんの方のご協力、本当にありがとうございます。

まだ、回答されていない方も、是非是非ご協力お願いします。

 

【デジタルライフに関するアンケート】

http://www.geocities.jp/enquete0501/index_top.html

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※アンケートの感想も同時にお待ちしております。