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昨年の2月ごろ一年前のネタで~す♪(汗)
昨年のオフ真っ只中2月頃、木彫マニアの間では有名処である京都の瀧尾神社に行ってきました。
瀧尾神社は、社殿天井の8mもあると言う大きな龍の木彫が有名なんで、一度この目で見たいと思っていました。
瀧尾神社の創建は定かではありませんが、かっては洛東聾谷の地にあり、武鵜ノ社の名で『源平盛衰記』に登場するような歴史ある神社だそうです。
祭神は大己貴命、江戸時代まで祀られていた大黒天や弁財天、毘沙門天の三神も祀られています。
そして、前段でも書きましたが、この神社はそれだけではありません木彫がやたら多い、マニアにとっては嬉しい場所なんです♪
では、見て頂きましょう。。
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▲東福寺にほど近い場所に瀧尾神社はあります。赤い鳥居が印象的な神社入り口です。
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▲正面からです。ムチャクチャ立派な屋形細工ですね~
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▲少し横からです。社殿は天保年間の大修築時に、貴船神社の奥宮旧殿を移築したものだそうです。
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▲彫物行って見ましょう♪まずは、木鼻~寺社物の中においては、柔らかめのタッチでしょうか。。彫物師さんは、【京彫】で江戸時代末期の九山新太郎師だそうで、九山家は東本願寺、善光寺なども手掛けた名門で、当主は代々九山新之丞を名乗っているそうです。
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▲はい♪そして、トップ画像にもあった車板に、何と言う名称か分りませんが虹梁に挟まれた部分です。車板には、龍が二匹に、下の虹梁に挟まれた部分に花鳥もの。そして、車板の間で棟木下に良く出来た「象」が居ます。
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▲菖蒲?と水鳥(鴨?)ですが、この彫物の出来は無茶苦茶良かったです♪
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▲そして、こんな良い恰好の象は見た事ない。。これぞ、彫物の象って感じですね~
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▲続いては、社殿の前に座る申です。これはある意味マンガチックでした。
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▲これも社殿前に鎮座する江戸彫には、たまに登場してくれる「カイチ」。。ようするに、一角獣でありますが、これもよく彫られていました。。
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▲こっちも面白いはめ方してますよね~兎は最高でした♪
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▲うさぎ~私が兎年なんで、やっぱり愛着があります♪
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▲これね~犀ですかね~やたら、良かったです!
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▲お気づきのように十二支が彩られています♪写真は、「竹に寅」そして「波に兎」です。
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▲波と言い、兎と言い完全に私好みです!
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▲どれも良いですよね~猪なんて、花札から飛び出してきたかのようです♪
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▲こちらは、手水屋ですが、ムチャクチャ立派な建物です。
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▲当然、彫物も入っております。
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▲木鼻です。これもカイチかな。。どちらかというと丸みのある作品ですね。。
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▲う~ん。。滑稽な作風に釘付けになります!
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▲どれも良い感じです。右下の正面を向いているのは、付け木になっていました。左上の羽根があるのは・・・もしかして麒麟??
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▲そして、ウワサの拝殿です♪
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▲この大きな龍の顔(汗)しかし、髭からウロコまで繊細です!一体どんな龍なんでしょうか?!
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▲どど~ん!と8mもの巨大な龍が天井を泳ぎます!!弁財天を祀っている瀧尾神社では、水にかかわりの深い龍を大切にしているそうですが、この龍神さん少々悪さが過ぎるそうで「龍が夜な夜な抜け出して、川へ水を飲みに行っていっている」という噂が本当に語られていたとかいないとか。。
そのお陰で、ある時から抜け出さないように、網が掛けられたとか。。。
しかし、現在では龍が水を飲みに行ったという境内のすぐ北を流れる今熊野川は、ふたが被せられたので、龍が飛び出す事は無くなったそうな。。。

さあ、如何でしたでしょうか?
彫物師さん九山新太郎師は、【京彫】の名家の出だそうですが、私は恥ずかしながら、ここで初めてお名前をお聞きしました。。(汗)
しかしながら、その作風は柔らかいタッチでありながら、錦絵より飛び出したかのような繊細さもあり、一種独特な雰囲気を持つ名作でした。
また、機会があれば、夜な夜な抜け出す龍神さんをフォーカスしに行きたいですね・・・(笑)