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お待たせしました♪
先週末、初訪問してきた愛知県半田市乙川の春祭り準備の様子をご覧頂きましょう。
愛知県の山車については、いろんな方より「物凄い彫物やで~」な方より聞いており、ネットなどの画像では見たりはしていたんですが、実際見るのは今回初めてでした。
どうしてもこの時期、淡路の春祭りもあり体は開さんを求めて海を渡っておりました。
今回、ブロ友のかずさんが行かれるというので同行させて頂き、愛知上陸となりました。
ここ愛知県の山車といえば、だんじりとは違って、祇園の山鉾のような背の高い山車という感じであります。また彫物師さんといえば、立川和四郎や初代【彫常】新美常次郎などの名前が多く出てきます。
訪れたこの日は、祭礼日ではなく祭礼準備という事で先ほどお話しした高いところにある彫物も近くで見せてもらえるという事で、まだ見ぬ彫物師さんの作品が近くで見られるとワクワクしながら、かずさんの運転する車は一路愛知県知多半島へ向かいました。
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▲まだまだ暗い午前4時半に、かずさんに迎えに来て頂き、一路愛知県へ…ねむい。。
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▲新名神で行き、京都を抜け滋賀県に入ったころ、かなり雪が降ってきました。。この日の予報は寒いけど雪って聞いてなかったんですが…(汗)
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▲しかし、愛知県に入ると先ほどの雪も嘘のようで、良い天気でしたが、かなり寒かったです。到着すると山車の組み立てが始まっていました。我々泉州人にとっては、山車を組み立てるという事は珍しい場面を見せて頂きました。泉州のだんじりは組み上がった状態で保管していますが、こちらでは全部ばらばらに保管して彫物はちゃんと箱の中に仕舞われているので、非常に保存状態は良いです。本来であれば、だんじりもバラバラにして保管するともっと長い期間曳行出来るんですけどね~
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▲この山車は、殿海道山「源氏車」と言うそうです。八幡社の神社の真ん前にあり、「源氏車」の名前も神社名に因んでいるのですかね~??また、部材名や番号がふられています。それでも組み間違えなどもあり、やり直しもされていましたが、この組み立てからもう祭りに入ってるんやな~と感じました。
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▲泉州でいうコマが出てきました。ムチャクチャでかいです(驚)コマの保管はどうやら泉州と一緒で水槽に漬けている感じでした。
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▲ひとつひとつの部材が大きいので、何人がかりでの組み上げとなります。また、コマの中心には、だんじり同じようにドビがありましたが、心棒は四角でした。
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▲こちらの箱群に彫物が仕舞われています。。はよ見たいな~♪
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▲ちゃんと仕舞われていますよね~これだけで、山車がどんなに大事にされているかが分かりますよね~風神雷神などの墨書きも見られます。。見たい~~!
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▲言うてる間に、どんどん組み上がります。こんな作業はなかなか見れないんで、時間の経つのも早かったです♪
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▲そして、お待ちかねの彫物群の箱が開けられました♪う~ん、、渋い♪
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▲そして、神社から少し離れると、また組み上げが行われていました。南山「八幡車」です。この山車も制作年代は古そうですが、大事に保存されているのと消耗材は替えられているので、キレイでした♪横に壇箱と言われる彫物の部材が置かれており、かなり写真を撮らせて頂きました♪
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▲すばらしいですね~♪壇箱の彫物師さんは、初代彫常さんだそうです。。マジすごい…
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▲また移動すると今度は別の日に組み上げられた山車を発見。。浅井山「宮本車」です。もうすぐにでも曳行出来そうな状態で留め置きされていました。。しかし、飾り幕はまだのようですね~この山車の彫物も凄かった~
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▲また少し行くと西山「神楽車」がありました。この山車は飾り幕も付いており曳行準備OKという感じでした。
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▲ここにもすごい彫物がついています。祭礼の度に仕舞っているので古くは江戸期~明治初期の作品が多いんですが、最近彫られたかのような感じがします♪
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▲そして、少しすると西山「神楽車」の試験曳行が行われました。組み上げだけだと思っていたので、ムチャクチャ得した気分です♪
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▲それにしても狭い道を行きます。同行したかずさんにお聞きすると、普段は広い道で曳行するそうなんですが、試験曳行だけでこの狭い道は曳行されるのだとか…二階建ての上の部分に人が乗り、電線などの障害物を除けます。
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▲近くで見ると、やっぱりデカいです。6~7mは超えているでしょうね~(汗)
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▲ねこ木の先には獏?でしょうか。。これまた、すばらしい彫物です。
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▲狭い道+曲がり角+電信柱でかなり切り返しを難儀していました。。
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▲難儀している間、止まっているので少し彫物撮影も…
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▲後ろでは、梶梃子を持つ若い衆が、この寒空に上半身裸で梶を取っていました。。これまた、厳ついですね~
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▲曳行途中でしたが、昼飯も食わずに2時過ぎまで見学していたんで、昼食をとり大坂へ退散する事に。。
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▲車へ行く途中に「山本」と提灯の付いたお宅に人だかりが出来ていたので、かずさんに聞いたところによると、このお宅は「山本」と言ってここ乙川のこの一年の祭礼を取り仕切りを任されたお宅だそうです。この四台の山車の食事などの費用も出すらしいです…(汗)その昔は、この山本に当たったお宅が祭礼費用も出したとか、、いったい幾らほど費用が掛かるのか。。恐ろしいですね~また、各山車は祭礼日当日、その年の「山本」に当たったお宅の前まで山車を裸のまま移動して、そこで飾りつけをするのだとか…名誉なことではありますが、費用が幾らぐらい掛かるのか怖いですね…(激汗)
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▲昼食もとらず、3時ごろ目一杯まで見て帰りがけに「コメダ珈琲」に軽く寄って、また帰りかずさんの運転で高石まで到着すると、どっぷりと日が暮れていました…(汗)
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▲そして、乙川のいたる所に貼ってあった祭礼ポスターです。本祭礼は、半月後の3月16・17日の両日に行われるそうです♪機会があれば、見に行きたいんですがね~

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この日は、一日興奮しっぱなしで、初愛知を堪能させて頂きました。 こちらの彫刻はだんじり彫刻とは、また違った雰囲気を持っている木彫であると感じましたが、かなりの時間掛けた作品群であります。 制作当初から大事に保存されてきた意味が分かるような気がしますね~ また、祭りの方も祇園祭っぽいものなのかな~と思いましたが、いやいや何のゆっくり進む中にも荒々しさのある勇壮な雰囲気があり、見ていても飽きないといった感じでしょうか。。 まだまだ、かじったばかりなので、分からないことだらけですが、また機会があれば、じっくり本祭礼にお邪魔したいと思いました。。 今回見せて頂いた作品については、また個別に彫物中心に掲載させて頂きます。。