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先日行った愛知県乙川より南山八幡車の彫物を中心に見て頂きます。
山車の全体写真は組み立て途中やったという事でありませんが、すばらしい彫物群がありました。山車は天保年間に建造され、明治43年に改修.大正6年にも改造されたそうです。
山車彫物には、複数の彫物師さんが携わられているようですが、代表的な方としては「初代彫常」こと新美常次郎師だという事です。
では、見て頂きましょう♪
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▲南山八幡車の組立ての様子です。組立て最後まで見届ける事が出来なかったので、部分的な彫物中心に見て頂きます。
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▲これは、台木というかねこ木みたいな部分かな。。海のものがいろいろ彫られています。波が特に良いですよね~波濤とか。。
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▲そして、壇箱と呼ばれるメイン処です。イメージ的にはだんじりでいう見送りみたいな感じでしょうか。。題材は【三国志】の名場面である「桃園の三傑」です。
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▲先ほど、お話ししたように彫物も立体式になっております。
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▲この壇箱には、この他にも彫物がついておりました。「波」や「波に馬?」そして「龍」なんですが、どれもすばらしく息を呑むものでした。どちらかというと江戸彫に近いものを感じましたが、どうでしょうか。。
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▲枡合?部分ですが、以前紹介した瀧尾神社でもあった一角獣「カイチ」ですかね。。それにしてもムチャクチャ渋いですね~♪
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▲気に入ったので、他のヤツも載せちゃいましょう♪
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▲では、メインの「桃園の三傑」です。けっこう大きな作品なんですが、写真を見てもお分かりのように、凄く繊細に彫られています。
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▲どない彫ってるのか??この辺りをだいぶん長いこと繁々見てしましました(笑)
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▲微妙な指の雰囲気。。指の角度はもちろんですが、浮かし加減など見事やな~
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▲こっちもすごかったです♪どれぐらいの時間が掛かったのかな~?(汗)
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▲真ん中の奥もご覧の通り。。
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▲人物もそうなんですが、草木などもムチャクチャ繊細です。。
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▲ちょいアップです。草木の種類もバラエティですよね~タンポポもありました!
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▲こんな小道具たちも見逃せません!
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▲横からですが、こちらも正面と何ら変わらぬ出来栄えとなっています。
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▲指の先からつま先までの全てのバランスも抜群です!ムチャクチャしなやかですよね~
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▲反対側です。こちらは鶏が二匹。。これがまた、凄いんです!
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▲羽根などはもちろんの事、トサカの曲がり具合まで、どこまで彫ってるんや~
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▲こっちの鶏は何かと睨み合っています。。
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▲そうです。蜘蛛のような昆虫を睨んでいるんですが、こっちの蜘蛛もさしずめ蛇に睨まれた蛙状態のような雰囲気が出ています!
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▲この壇箱の他にも数々の名作があります。
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▲こちらは、脇障子の八岐大蛇退治でしょうか「素盞鳴尊」と「櫛名田姫」ですが、これがまた良かったです。
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▲こちらは、だしか宵宮?で装着される脇障子です。彫物師さんは同じですが、図柄が違います。
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▲作品には、新実常次郎師の名が刻まれています。正池は初代彫常の号だそうです。新調時の明治43年の墨書きと改修時の大正6年の文字も入っています。
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龍や唐獅子などは、どちらかと言えば江戸彫に近いもんを感じます。 泉州地方の彫物とはずいぶん感じは違いますが、かなり精巧に彫られた逸品でした。 まあ、それゆえ祭礼ごとに分解して大事に保管される習慣がついたんでしょうかね~ それにしても制作もかなりの時間を費やしたように思えますが、何と言ってもバランスが素晴らしかったです。 乙川では、他3台も見せて頂きましたので、また追々載せようと思いますが、これ以外の山車も機会があれば見てみたいですね~ 最後に、この日心よく撮影させて頂きました関係者の皆様には、改めて厚く御礼を申し上げます。