症例その1 「やりたいことがわからない」
就職活動をはじめるとき、「なりたいか」「なりたくないか」を決める前に、まず真剣にその会社、職業、その業界について調べることが重要です

会社が10あれば、社風も10あります。
仕事の詳しい内容がわかっていなくて、本当にやりたいのかわからない。という状態ではなかなか自分に合った会社には出会うことができません。
いざ面接というときに不安になってしまうのは「やりたいかどうかわかるまで調べていない」だけなのです。
症例その2 「就職できるかわからない」
エントリーをする前に不安な気持ちに負けて、諦める。という人がいるんです。しかし、これは逃げグセがついてしまうということ。
不安に打ち勝った人には、もしも目指していた職業や企業にたどりつけなかったとしても〈チャレンジグセ〉がつきます。
チャレンジグセはこれから先の人生のあなたを100倍輝かせてくれるもの

就職機関はとっても厳しい1年であると同時に、あなたを磨いて、成長させてくれる1年でもあるんです

症例その3 「自分の良さがわからない」
まず面接で自分の良さをアピールするということが大間違いなんです!
「この会社のこんなところが好きです」「この会社が好きです」「この会社で働かせてもらえたら一生懸命がんばります」ということさえ伝えられれば十分なのです。
あなたがどんなに「自分の良いところ」をアピールしても、それをそのまま受け取りはしません。面接官なりの視点で、それを話すあなたの「あなたらしさ」を感じ取っています。
大切なのは素直な自然なあなたでいることです

症例その4 「自信がない」
もっとも多くの人がかかっているのがこの症例。ここまでの症例もこの「自信がない」に集約されるかもしれません。
しかし、そもそも就活に自信なんていらないんです

面接官とあなたは「条件が合うかどうか」をお互いに確認するために、そこにいるだけ。とってもフラットな関係なんです。
「私ってこんな人間で、こんな悪い所もあるんですけど、それでもいいですか?」というふうに素直に話してくれたほうが印象に残るもの。欠点があるからこそ、あなたの良さが際立って面接官の心に残るのです

この病を克服すればもっと単純に気楽に就活に臨めるでしょう

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