くっついたり離れたりする磁石みたいな彼の想いは、
また新しい瞬間にゆらゆら揺れている
好きを好きと言える強さに
彼はまた憧れて存在を委ねて行けるんだ
想う心は永遠に色づいて、
小さな苛立ちに寄せた眉間の皺が彼の未熟さを物語っている
俊足で道を横切っていく黒い猫がそんな彼の幼さを笑っているみたいだ
もっと大きく許して行きなさいと、
急ぐ彼をなだめてくれる
気づかなきゃいけないことは
もっとたくさん足元に転がっていますよ!って教えるみたいに、、。
人はいつ自分に辿りつけるんだろう?
いつ、完成出来るんだろう?
妬みや羨ましさに覆われて、他人と見比べてる今の彼じゃ到底届かないんだろうなあ。
あるテレビの恐怖番組で一生懸命に怖い振りをする芸人さんを見て、
どこか興味を失ってしまった彼はみんな頑張ってるんだなって、何だか偉そうに見ていた。
蒸し暑いこんな夜は小さな手持ち花火がしたくなる。
線香花火でもいい。
短い時間に光り輝き消えていく儚い花火に、彼は永遠を見られる気がして嬉しくなるんだ
「あなたも今度してみます?」 (^o^)
夏はこの先もまだこの街を焦がして、時間の中にその足跡を焼き付けて行く
嫌なことは頼みもしないのにやって来て、
嬉しいことは捜さないとなかなか来てくれないものなんだけれど
今年の夏にあなたは何を残して行きたいですか??。
ps、
最近は大きな地震があちこちで起きていますね。
どうか必要な対策を備えて、大切な人との連絡先の確認をしておいてくださいね。